耳鳴り解消法耳鳴り解消のツボ耳鳴りが起こる理由は様々です。治療は耳鳴りの原因となる根本的な病気を検証しながら進められます。 膿や腫瘍の発生が原因の場合は外科的治療が必要になることもありますし、耳に近い場所にある血管の異常が原因の場合は、血流障害をなくして血行をよくする治療が行われます。 また、ストレス多寡による精神的疲労が原因の場合もあります。耳鳴りは重大な病気の症状として現われることもあるので、その原因解明は耳鼻科の先生に診て頂くとして、血行不良やストレスが耳鳴りが原因であれば、その解消は「ツボマッサージ」が得意とする分野です。 耳鳴りに対応しているとされるのは、手の甲にある中渚ツボです。血行を促進させるツボは、耳の手前にある聴宮と耳門、耳たぶの上にある角孫、耳たぶのすぐ後ろにある翳風、耳の斜め下にある完骨。ストレスを和らげるたいときは、百会をマッサージして身体と精神をリラックスさせます。足の内くるぶし近くにある太谿も有効なツボです。 ←中渚(ちゅうしょ) 手の甲側の小指と薬指の間、指の付け根の関節の手首側のくぼみに位置します。強く押しこむように刺激します。 ←聴宮(ちょうきゅう) 耳珠の前部、口を開けたときに凹むところを刺激します。 ←耳門(じもん) 聴宮ツボの指1本上に位置します。 ←角孫(かくそん) 耳の付け根の最上部、髪の生え際に位置します。 ←翳風(えいふう) 耳たぶの後ろ、耳たぶの付け根にあるくぼみに位置します。指の腹を当て、さするように動かして刺激します。 ←完骨(かんこつ) 耳の後ろ側にある骨の膨らみ(乳様突起)の下の部分から指1本分上に位置します。指に頭の自重をかけ、指も上に押しこむ要領で刺激します。首筋全体をマッサージするとマッサージ効果がアップします。 ←百会(ひゃくえ) 頭のてっぺん、両耳と鼻の延長線が交わる点に位置します。指の腹を当て、下方に向けて心地よく感じる強さで押します。極端に強く刺激しないように注意。 ←大𧮾(たいけい) 足の内側の くるぶしとアキレス腱の間でくぼんでいるところに位置します。 耳鳴り症状の回復に役立つ食材、健康食品、栄養素など ヒマワリ種の外皮を抽出したサプリメント
他に、脳内の血流をよくする栄養素として ・サバ、サンマ、アジなどEPA、DHAを含む青背の魚 ・貝類、イカ、タコなどタウリンを多く含む魚介類 納豆、黒酢 冬虫夏草、霊芝、山伏茸、松葉エキス、イチョウ葉のエキス ビタミンB群、ビタミンE 山茱萸(サンシュユ)酒は身体を芯から温めます。 山茱萸(サンシュユ)は、中国、朝鮮半島に自生する落葉樹で、日本では、江戸時代に朝鮮から観賞用の庭木として植えられました。 秋には酸味がある赤い果実をつけます。 成分としてイリドイド配糖体のモロニサイド、ロガシン、ウルソール酸、タンニンなどが含まれています。 六味丸、八味地黄丸などの漢方薬としても用いられています。 効用・効果 1)滋養強壮、インポテンツ(サンシュユを酒に浸けた「山茱萸酒」) 2)老化による耳なり、視力低下、腰、膝の強化 3)頻尿、月経過多 ←山茱萸の実
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