本当の美しさを求めてーかぐや治療院

2009/01/18(日)16:38

体内の消化酵素の存在なしには栄養学は語れません。

    私たちの身体には「消化酵素」と「代謝酵素」と言う二つの酵素があります。 消化酵素は食べ物を消化するときに必要な酵素。。代謝酵素はすべての器官や組織を動かすのに欠かせない酵素です。 ところが人間の体内で作られる酵素の量は遺伝子によって生まれつき決まっているのです。この一定量の酵素のことを「潜在酵素」といっています。消化酵素と代謝酵素は同じ潜在酵素をもとにつくられます。そこで、消化に多くの潜在酵素を使うと代謝の働きがおろそかになりその結果血液がドロドロに汚れ、ガン、糖尿病などの生活習慣病などあらゆる病気の原因となるのです。 先ず食べ物は消化の過程で酵素によって細かく分解され血液に吸収されます。このプロセスを担うのが「消化酵素」です。一方、吸収した栄養素を内臓や筋肉など体のあらゆる組織に届け有効に働く手助けをするのが「代謝酵素」です。また代謝酵素には身体を作るだけでなく毒素を汗や尿の中に排出する役割もあります。さらに体の悪い部分を修復し、病気を治すのも、代謝酵素が重要な働きを担っているのです。 ほとんどの消化酵素と代謝酵素は膵臓で作られているため、食べ物を食べたとき消化酵素をどんどん分泌させると、その分、代謝酵素の生産がおろそかになります。酵素が分泌される量には限りがあるため、そうこうしているうちに代謝酵素が足りなくなり、様々な器官が弱ってきます。酵素がゼロになったときが死を意味するとも言われています。 健康を維持していくためには、消化酵素を節約して、体内の酵素を減らさないように心がけなければなりません。そこで必要になるのが食べ物自体が持つ食物酵素です。 どんな食べ物にも含まれている食物酵素は、消化の働きを助けてくれます。しかし食物酵素は熱に弱く約48度の熱で酵素の生命力は奪われてしまうのです。調理した食品には生きた酵素は含まれていません。酵素が含まれていない食べ物を食べると、消化酵素をたくさん使わなければ消化できないのです。熱で調理された食べ物を食べ続ける限り体内の酵素は確実に減り続け病気にもなり、老化も早まります。 酵素が生きた食品、熱を使って調理していない生の食べ物を食べましょう。最も良い食べ方は朝は果物、昼と夜には生野菜や発酵食品をたっぷり食べることが酵素の無駄遣いを防ぎいつまでも健康を保つ秘訣なのです。 膵臓(すいぞう)は腹膜腔の後ろにあり、後腹壁に接しています。膵臓は消化液を分泌する外分泌腺であり、また内分泌腺でもあります。膵臓の大きな役割は膵液の生成・分泌で、膵液がないと円滑な消化は行われません。  膵臓の外分泌部は、膵臓の中央を走っている膵管に集まり、総胆管と合流し、ファーター乳頭(大十二指腸乳頭)から十二指腸に分泌されます。  膵臓外分泌部からは、1日に約500~1000mlの膵液が分泌されます。膵液は3大栄養素の消化酵素を含んでおり、弱アルカリ性で胃液にて酸性になった食物を中和し、消化酵素をはたらかせます。  内分泌部は、ランゲルハンス島(膵島)といい、その数は100万といわれています。β細胞からは欠乏すると糖尿病となるインスリン、α細胞からは血糖を上昇させるはたらきのあるグルカゴンというホルモンが分泌されます。

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