2006/04/28(金)18:36
料理学校第3回
今日は料理学校第3回。
本日の献立
ポークソテー
鶏ささみと野菜のカレー風味スープ
ポークソテーは、ご承知の通り、豚肉をステーキみたいに焼いて、ソースをかけて食べるやつだ。
で、お肉を調理するとき、焼いているうちに、平べったいお肉が、ぐねっとそり返ってしまった経験ってありませんか?あれで一気に見た目が悪くなってしまって、素人の男料理風になってしまう。
これを防ぐすごい方法を習った。
肉の赤身と脂身の間を包丁の刃先でちょちょっと傷つけていくのだ。
そうすることで、赤身と脂身の間にある筋が切れる。
そり返り(焼き縮み)は、赤身と脂身の加熱による繊維の収縮率の違いによって生じる。
それを、間の筋をきっておくことで、収縮率のずれを最小限にできるのだそうだ。
ふーん。
確かに平べったく焼きあがった。
まわりのおばさまたちも褒めてくれる。
地味だけど、プロっぽく見せるにはそれなりのテクニックがあるんですね。
ちょこっとずつ料理人として進化しているのを感じる一方で、ちょこっとずつバンカーから遠ざかっていく自分を感じる今日この頃です。