議論の中身は、まあ普通でしたが、
ケースの参考資料の中に、HBSではじめて使われたケース(1921年に書かれたもの)が載っていて、それがなかなか渋かったです。
内容は、The General Shoe Companyという靴会社のオペレーションについて。
長さは、わずか1ページ!(現代のケースは、本文だけで10ページ以上あるから、えらい違いだ)
The General Shoe Companyの工場では、終業時間が5時なのですが、労働者たちは、なぜか4時15分になると仕事をやめてしまいます。
経営陣たちが調べてみた結果、作業着を着替えたり手を洗ったりする更衣室が狭く、労働者たちは45分前には仕事を終えないと、順番待ちで時間をとられて5時に工場を出られなくなってしまうから、ということでした。
さあ、どうしたらいいでしょう?というのがケース。