海水温が17℃台に落ちるとカツオは食ってこなくなる
先週まで18℃から19℃で推移していた土佐湾の海水温が、今週は17℃台へ下がった。17.5℃ほどの潮で仕掛けを流したがカツオもヨコも全く食ってこず、この日はボウズを喰らってしまった。お仲間船で1隻だけ油代分を何とか釣っただけで、5隻中4隻は大赤字を喰らうことになった。今週は海水温が低い状況が続いているが、黒潮ウォッチによる来週の予測では少し上がりそうなシミュレーションになっている。ただし、この黒潮ウォッチシミュレーションは精度が低い。この低海水温の原因は黒潮の蛇行だ。これまでは紀伊半島沖の蛇行だけであったが、鹿児島沖にも蛇行が見られるようになってしまった。黒潮は足摺辺りで少し陸に近づくのだが、室戸からは大きく離岸している状態だ。どうやらこの室戸方面から冷たい潮が土佐湾内に入ってきているものと推測される。