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カテゴリ:漁業研修
独立漁師を目指し、高知県の漁業研修制度を利用してちょうど1年になる。
最初はウルメ漁と遊漁船業、さらに将来のホエールウォッチング業を目指していた。 それが今はどうだ。 ウルメはほとんど獲れず、遊漁船業は港から総スカンを食らうので始められないし漁業研修制度下では目指すことすら不可能だ。 いまはカツオやキハダマグロをターゲットとした曳縄漁師をメインにしている。もちろん漁獲量が増えればウルメ漁もやる。 今のウルメの漁獲量で経営の黒字化を目指すのは不可能だからこうなったのだ。 ホエールウォッチング業開業には手すりの設置、二段ブリッジ化、トイレの設置、テントや椅子の設置など多額の投資が必要になる。多分もうそんな余裕はないだろう。 曳縄漁は楽しい。周囲の船に迷惑さえかけなければ基本的には自然と1対1の勝負になる。 ただし19時間ほど働くことになるので2日に1度しかできない。 メジカの新子漁も楽しい。こちらは漁場も近くのんびり出港できるので楽だ。毎日でも行ける。 数年後には土日の遊漁船業(トイレ無し)は可能であればやってみようと思う。 この様に漁業研修制度を始めた地域の実情に合わせ、1年かけて「何が自分に合っているのか」を見つけていくことが重要だと思う。1年超えると指導者がいなくなるのでその先は自分一人で何とかするしかなくなる。指導者がいる最初の1年を大切に過ごすべきだと私は思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022年07月20日 02時16分43秒
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