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カテゴリ:漁船保守
今日ジャンボ仕掛け用の10m竿を船に取り付け、すべての漁ができる装備が整った。
1には三槍とよばれる11m竿を取舵側と面舵側両方に取り付けた。ヤマハ艇に取り付ける場合は竿受け用の手すりを設置する必要があり、30万円以上のコストがかかる。 2は10m竿を垂直に立てるだけで完了する。取り付けも含めて無料で済ませてもらった。 3は4mの竿を船尾から4本出せるようにするだけだ。竿代やカブラ代だけで済む。 4もそれなりにコストがかかる。イオキリと呼ばれる魚を外す器具。仕掛けを掛ける車代、仕掛け作り関連で30万以上は余裕で掛かっている。 漁船の保守も金がかかるが、1年を通して様々な漁をする構えをするだけで100万は軽く飛んで行く。 そもそも今の燃料代で食える職業漁師などほどんどいないと思う。 自分もそんな稼げない漁師の一人だ。 いないとは思うが高知中央地区で将来漁師を目指している人がいるとすれば、かなり資金力が必要になるのは身をもってよくわかった。 残念ながら私にはもう金がないが、ここまで来たらしばらく続けるしかない。 高知中央地区では子供に漁師を継がせないとはよく聞くが、今はその理由が痛いほど分かる。 高知中央地区の漁師は絶滅確実だ。 恐らく私が最後の漁師就業者になるだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022年07月31日 19時10分53秒
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