|
カテゴリ:漁船保守
ビルジポンプ工進BK-24の電源が入りっぱなしになってしまい交換することを決めた。
もともと私の工進BK-24はビルジがなくなっても自動的にスイッチが切れない問題を抱えていたが、ついにスイッチを切ってもポンプが回り続ける状態になったのだ。 こうなるともうビルジポンプ自体を交換だ。 そこで信頼性の高い日立製のビルジポンプを購入してみた: ![]() 日立 ビルジポンプ24V BP-290-J50 ビルジBP290-J50 工進 BK-24 相当品 まず工進BK-24で使っていた吸水パイプと排水パイプは交換する必要がないため、パイプ系のみ残して:
本体は工進BK-24を外したビス穴にBP-290-J50がきれいに収まった。 ストレーナーは吸水パイプを付け替えるだけだ。 スイッチはビス穴が合わないので新しい穴で取り付けた。 本体のビス穴がそのまま使えるところと、吸排水パイプがそのまま使えるところが日立BP-290-J50の素晴らしいところだ。 配線は工進BK-24で施工されていた部分の黒(マイナス)コードを切断してから赤(プラス)コードを切断した。そして新たにコードの被膜を剥き、BP-290-J50のスイッチから出ている赤(プラス)マーク付きのリングに結束してビニールテープで保護。その後BP-290-J50のスイッチから出ている白(マイナス)マーク付きのリングにマイナスコードを接続した。 BP-290-J50の吸入口には工進BK-24の吸水パイプを接続前に呼び水を入れた。 BP-290-J50に工進BK-24の排水パイプ接続して設置完了だ。 いよいよ動作確認テスト。 ストレーナーを置いた場所にビルジ水を溜め、スイッチを押した。 見事にビルジが吸い出されて船外へ排水された。 ビルジがなくなるとスイッチは自動的に切れた。 BP-290-J50の説明書にはプラスコード上に電源スイッチを自分で調達して設置するよう書かれているがこれは取り付けなかった。もしビルジポンプが回りっぱなしになったらヒューズボックスを外してヒューズを外さねばならない。BP-290-J50のスイッチにダイヤル式のヒューズがついていないのは少し残念だ。 説明書上に回路図が記載されている:BP-290-J50説明書 もし暇があったら電源スイッチを後付けすることにしようと思うが、我が中古艇はもっと他にやらなければならないことだらけだ。 とりあえずビルジポンプはうまく交換できたわけだが、本当に船には手間が掛かる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022年07月29日 01時46分07秒
コメント(0) | コメントを書く
[漁船保守] カテゴリの最新記事
|