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カテゴリ:独立型漁師
私は2日前に1年間の独立型漁業長期研修を終えたばかりの人間だ。
まだまだ知識も足りないが、年間を通して漁をする一通りのことは学んだ。 あとは経験を積んでいくだけだ。 しかし、この高知中央地区で長期研修を終えたのが50歳目前の私でぶっちぎりの若手なのだ。他に若手は誰もいない。つまり、いまの漁業者育成制度のままでは高知県中央地区の独立漁師は必ず絶滅する。 この絶滅を避ける絶対条件は「もっと若い人に独立漁師になってもらう」事だ。 これを実現するには様々な問題がある。 最大の問題は初期投資資金だが、これは安い漁船を買うことである程度クリアできる。 次の問題は低収入だ。これだけ燃料費が高騰し、コロナ等で魚価が下がっては利益の出しようがない。 これは個人ではどうしようもないため、市、県、国の支援がなければどうしようもない。 私が新たに提案するのは「長期研修のしやすさ」だ。 いまの漁協には到底考えもつかないだろうし、承諾もしないだろうが長期研修を終えた若手が「一緒に高知中央地区の独立漁師社会を作る」目的で独立型漁師就業委希望者の指導に当たるのは考慮に値すると強く思う。なぜなら:
今どきの若者に今の独立型育成研修を行っても逃げ出すのが落ちだ。正直なところどやされることに耐性がある自分でも途中で辞めたくなった。そんなことが何度もあった。指導者の船に乗る度に毎回辞めたくなった。 本気でこの高知中央地区の独立漁師を絶滅させたくないなら、この小さな提案を県や国にしっかり検討してもらいたい。 恐らくだが全国の独立型漁業就業希望者は、私を指導者にすることを条件に県と研修開始に向けた交渉をすることは可能だろう。 私としては若い仲間と一緒に漁業を学べる時を過ごせることがこの上ない幸せだ。
喜びも悲しみも一緒に味わいましょう。 私からの指導を希望する独立型漁業就業希望者はこの記事器コメントください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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