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カテゴリ:独立型漁師
今日は倉庫で相部屋になっている人にいきなりどやされまくった。
確かに体に良くない物質を散らかしっぱなしにしたわたしが悪い。 しかしどやす前に一度「掃除しとけや~」と注意することくらいできないのか? それはそんなに難しい事か? また、今日のヨコ新子漁はいつも通り私の漁獲が一番少なかった。 私は新人なりに一番に出港したが、出港当時は集中豪雨に落雷と酷い状況だった。雨雲レーダーで確認しまくって陸の雷雲から逃げるしかなかった。結果その沖で釣果が上がらなかったのだ。 そしてその日の夕方問題の電話が漁師仲間から来た。 理由も聞かずに「わざわざ釣れない沖に行く必要はない」ときつく言われたのだ。 今日は陸近くで漁をしていた方が少しだけ釣果が良かったが、それは今日という日がたまたまそうだったに過ぎない。 勝てば官軍だ。 独立型漁師達は一つの港だけでも複数のグループを形成する。だいたいグループ間の仲は悪く、使用する無線周波数も異なる。馴染みやすいグループもあれば馴染みにくいグループもある。自由でいたい私の場合どのグループにも馴染みにくい。 自由と自然相手を求めて独立型漁師になったのに、閉鎖的な独立型漁師社会からは逃れられない。 どうしても指導者と研修生という人間関係からはじまるからだ。 その上グループを「連絡船」と呼んでグループ全体の釣果が上がるようにしているからだ。 新米漁師には特にこの閉鎖的な社会がストレスになる。 たまに優しくしてくれる人たちがいるのが何よりの救いだ。 それがなかったらとっくの昔に辞めていただろう。 独立型漁師社会に馴染むのも楽じゃない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022年08月10日 02時56分56秒
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