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カテゴリ:漁船保守
私は出来る限りエンジンオイルの残量をチェックするようにしている。
今年はそのエンジンオイルが減るスピードが若干早かったため、ドックから半年経った5月にドックを申請したが、「早過ぎる」と判断されて却下された。 過去に何度もこのブログで言っているかもしれないが、船には定期的に点検してくれる店やディーラーなどは存在しない。なんとなく「エンジンオイルのヘリが早い」とは感じていたため、5月にドックしたいといった時にそれを同時に伝えるべきだったのだ。 結局1年経過した後のドックとなったが、エンジンオイルはゲージ下限に達し、ステムシール焼け付きによるゴム燃焼臭が排気口から出るようになってしまった。 何とも納得が行かない状況だが、来月何十万も支払って軽めのエンジンオーバーホールを行うことになった。 エンジンオイルが減るスピードが速くなっていたため、このタイミングでのオーバーホールは避けられなかったかもしれないが、もっと早くドックできていれば最近の著しいエンジンの性能劣化は避けられたかもしれない。 機械には詳しくない私ではあるが、少し悔やまれる今回のドックになってしまった。 船を購入する人すべてがエンジン等機械系統に詳しいとは限らない。 しかし、洋上でエンジンが壊れようが何が起きようがそれはすべて自己責任なのだ。 船を買う人はそのことを理解して購入するようにしてほしい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024年09月29日 14時53分43秒
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