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カテゴリ:曳縄漁
特にこの時期のカツオ漁。【ブイ】ではなく【野】と呼ばれ要するに【どこでも】釣れるようになる。
当然の事だが釣れる野と釣れない野が出てくる。 我々漁師仲間はこの問題による漁獲量減をできるだけ軽減すべく、船団を組んで無線で連絡を取りながらより釣れる場所を探り当てていくのだ。 既に片手で数えられるお仲間船の数だったが、去年1人去り、今週1人去った。 事情はそれぞれあるので仕方のないことだが、同じ船団というだけで色々教えてくれた人が船を降りるのはとてつもなく寂しい。 これで片手で余る規模の船団になってしまった。 私はまだ30年は船に乗りたい。 だが最年少は私だ。新しい漁師仲間が入ってこない限り、この先この船団は私1人になってしまう。 つまり船団が組めなくなり、ただでさえ難しい利益を生むことが、さらに難しくなる未来が来るということだ。 国や県はこの困難な小釣り漁師の状況を理解しているのだろうか。 公的機関が支援しないのなら誰が支援してくれるのか? この苦境、いったい誰に訴えれば改善するのか? 日本死ね。 と言いたくなる気持ちも今は痛いほど分かる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024年11月09日 19時25分54秒
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