|
カテゴリ:曳縄漁
今年は例年にも増して黒潮が土佐湾から遠く離岸している。このままだと4月末になっても黒潮牧場12号ブイ、20号ブイ辺りの海水温は低いままとなることが予想されている。
例年この時期は野釣りでカツオが狙えるのだが、今年はカツオがほとんど釣れず2キロ前後のヨコ(クロマグロ)が良く釣れる。このヨコ、毎年(4月1日~翌年3月末)の漁獲制限があるのだ。今年は4月16日時点で既に小型魚の採捕状況は制限の50%に達している。 このままのペースでヨコが釣れ続けると、夏のヨコの新子漁の時期には既に漁獲制限に達してしまい採捕禁止命令が出て新子漁には出られなくなる。 代わりにメジカの新子でも釣れてくれれば良いのだが、メジカは釣れる日と釣れない日がある為、収入が安定しない。 この時期できる他の漁はシビ漁、ケンサキイカ漁(8月前後のみ)に限られる。 今年はケンサキイカ漁をやりながらシビ漁にもチャレンジしてみるのもいいかもしれない。 とにかくこの黒潮の大蛇行、早く解消してくれないだろうか。 今は「潜行板の調整」でより釣れるような漁具の調整を進めている。 しかしながらこの低水温で漁は出られないので、調整結果を考察することができず非常に困っている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2025年04月17日 08時43分59秒
コメント(0) | コメントを書く
[曳縄漁] カテゴリの最新記事
|