大型クーラーボックスの選び方
カツオ曳縄漁には2玉もの氷を船に積んで行く必要がある。氷だけでも1,500円かかるのだ。これが簡単に溶けたのではたまらない。いくつもの大型クーラーボックスを試してみたが、低価格帯で一番氷が溶けなかったのはこのクーラーボックスだった:【期間限定セール】 ダイワ ビッグトランク2 SU 8000 / クーラーボックス (SP)価格:48836円(税込、送料別) (2022/7/2時点)楽天で購入難点はそこそこ価格が高いところと密閉性が高すぎるが故に蓋を開けにくいところだ。獲れた魚を頻繁に投入するには不便すぎた。氷が溶けなかったといっても期待したほどの保冷力はない。漁に行って帰ってくるまでなら問題ないが、追加で一日でも高温下に晒したらすべて水になる程度の保冷力だ。またこのクーラーの特徴として私にとっては最大の難点なのだが、ふたを開けた時の遊び角が小さく垂直に近い。つまり、船が揺れるとすぐに蓋が閉まってしまうのだ。漁師にとって使いにくいことこの上ない。そこで私はこのクーラーを氷保持用および市内への配達専用とし、漁中の魚の収納用にはこちらの大型クーラーボックスを併用している:レビューキャンペーン品◎当日発送品◎最軽量級◎大型クーラー イグルー クーラーボックス マックスコールド 165QT (156L) 大型 特大 IGLOO MaxCold 最長保冷7日間 最大280缶収納可 アウトドア キャンプ 業務用 レジャー BBQ バーベキュー イグローこのクーラー氷の持ちはよくないが、高温の日でも前日に積み込んだ氷が翌日の漁で使えなくなるほど溶けるわけではない。長所は魚投入用の小窓が使いやすい点だ。この小窓が開けやすい上に間口が広く、4~5キロの大型漁も瞬時に投入できるところが気に入っている。漁をしながら操船もこなさなければならない暇なし釣り漁師にとっては、魚を投入しやすいのは強力な武器となる。さらに容量が大きいため他の魚と一緒に20キロ程度のキハダマグロやメバチマグロを収納できる優れものだ。200ℓという一般の釣り師にとってはサイズが大きすぎて置き場所に困るが、氷の持ちが最高にいいのはやはりこの製品:ダイライト クールボックス 200型 業務用 保冷容器 (クーラーボックス)このクーラーボックス、氷1玉(漁協では1玉、半玉という単位で呼ぶ)が余裕で入る。真夏の灼熱地獄で1週間すべての氷が溶けることはないほど優秀な保冷力だ。融解した水もサイドにある排水口からそこそこ効率良く吐き出せる。氷がなくなったら漁はその時点で終了となる。このスペックのクーラーボックスがないと商売にはならない。私はどんな漁に出る時もこのクーラーボックスを必ず満タンにしてから出港している。保冷力が高い分価格も高いが、現役漁師が絶対おすすめする一品だ。どちらかというと本格的な漁師向けの記事になってしまったが、そういう漁師を目指す人の参考になれば幸いだ。ダイライト クールボックス 90型 業務用 保冷容器 (クーラーボックス) yuasクーラーボックスを配置するスペースが限られている場合はこのクーラーボックスがお勧めだ。場所も取らないし、ダイライトクールボックスの名を冠するだけの保冷力がある。私のヤマハ船は船後部にスペースがないため、このクーラーボックスを配置して氷半玉を保存している。曳縄漁は船後部で行うため、手の届く範囲に氷があるのは非常に重要なことだ。