今年の森で遊ぼう
今年も中央公園の雑木林で5日間連続のプレーパーク「森で遊ぼう2011」を開催する事ができました。参加してくれたみなさんありがとうございました。前半2日間はあまりの猛暑、後半の2日は雨でした。天気には恵まれなかったけど、それでも楽しい5日間でした。例年の大滑り台、ハイジブランコ、2本の滑車、ハンモック、モンキーロープ、大穴掘り、木工作コーナーに加え、竹で砦を作ってそこによじ登って遊びました。雨の日もテントの中でベーゴマに興じたり、幅広い年齢層で「シーシーレモン」のゲームで盛り上がって楽しかったです。小学生から中高大学生まで、ボランティアできてくれた学生たちは初対面でも一緒に作業する中ですぐに打ち解けて、冗談を言いながら笑い合える仲間になりました。2日目にどんぐりの会がやった、楽竹団の竹の楽器を使った演奏会とワークショップや4日目のセミのぬけがらの調査は雨にあわずにできてよかったですね。雑木林の中はセミや蝶のほかにもカブトムシや玉虫,カミキリムシなど多様な虫たちがいて、子どもたちを楽しませてくれます。脱皮している様子も観られて、図鑑にはない臨場感あふれる虫の生態を観察できました。ベーゴマ大会には都内からの参加者や、いつもこの林でゲートボールをされている方などの飛び入りもあって盛り上がりました。今年の優勝者はボランティアできてくれた中2のA君。勝利のしるしの兜をかぶりトロフィーとピカピカのベーゴマをプレゼントされました。森で遊ぼうでは生まれて数ヶ月の赤ちゃんからお年寄りまでが極自然に関わる事が出来て、街中では見られないような関係性が生まれるようです。それはひとつは雑木林の持つ自然の力によるものだと実感しています。私たちはこの懐の深い自然を大切にして、子どもたちやそのまた子どもたちに残していってあげたいと思いますし、大事な使命であるとも感じています。かまやんをはじめ、素敵なあそびのサポートをしてくれたみなさま、どうもありがとうございました。(りゅうこりん)