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「BEASTARS」15,… New! らいち♪♪さん

2020年09月28日
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テーマ:お勧めの本(5225)
カテゴリ:アシガール
ココハナ2020年11月号 アシガール第100戦 ネタバレ注意 つづき

(一度書いたのに、公開する前に消えてしまった・・・)

ネタバレ注意

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秘すれば花―――

忠実な家臣・小平太
普段は覗かせないその心の内は―――

ぴくっ

グッ

小平太「曲者!!

出て参れ!!」

ガサッ

ザッ
つゆ「申しわけ
ございませぬ

お許しを!」

小平太「…つゆ殿か」

つゆ「奥方様をお探し
しておりました

いつの間にか
垣根の内に…」

小平太「ははぁ
また黙って
抜け出されたな

驚かせたの
立ちなされ

……

たしか

こなたの父は
木村政秀殿の配下で
あったの」

つゆ「はい
小垣城警固組頭
板屋新八郎に
ございます」

小平太「やはり

それがまた
何故 奥方の元へ?」

つゆ「はい…
五年前
小垣城落城の戦にて
父と兄が討死致しました

幼い頃母を亡くし
身寄りもありません
でしたので

木村様の奥方様が
奥勤めに召し抱えて
くださいました

昨年小垣を出て
黒羽から緑合へと
お供して参りました

若君様のご婚礼の
あと 唯様の元へ」

小平太「左様か
……

しかし
こなたもよくよく
ついておらぬの」

つゆ「は?」

小平太「奥方はあの様に
たしなみの足らぬ方ゆえ
苦労が絶えぬであろう」

つゆ「何を
仰せられます!!

無礼にござり
ましょう!!

私は一昨年の
高山との戦で

唯様が大川を渡り
鉄砲傷を負われた時
小垣城におりました

女子の身で
なんとお見事な

この様なお方にこそ生涯お仕えしたいもの
と思うておりました



今はただ
日々の暮らしが
ありがたく

つゆは果報者と
思うております


では
御免なされませ」

ザッ

一年ほど前
唯と若君の婚礼から
二月ばかりのことであった

小平太「ふーむ
あの様な思いで
奉公しておったのか」


この時小平太は
「健気で気立ての良い
娘だ」と思った

ふと
そう思っただけの
ことだったが

この男には
珍しいことであった

まもなく御月軍は
小垣へ出陣し

それを追った唯は
その後5か月
城へは戻らなかったので

小平太がつゆと
顔を合わせることも
ほとんどなかった


キュッ

つゆ「奥方様 どうか
もう お戻り下さい

お体が
冷えまする」

唯「だってー

初雪だよー」

つゆ「滑りやすう
ございます

万一のことが
ありましては」

唯「それもそーだね

じゃあ戻…

うおっ
おおっと」

つゆ「奥方様!!」
ズルッ
ズザーッ
バキッ

唯「つゆ!!」

小平太「つゆ殿!

つゆ殿
大事ないか」

つゆ「はい…
私は…何とも

奥方様…
奥方様は?」

小平太「!」

唯「ぎゃーーっ
つゆ!!」

つゆ「は?」

ふう

小平太「つゆ殿!」

唯「つゆ!!」


小平太「周雲殿を
奥へつれて参れ!」

家臣「は!」

小平太「急げ!!」

家臣「は!!」

つゆ「奥方…さま
奥方様…は」

小平太「奥方は
ご無事じゃ」


おのれ自身が
忠義一途な
天野小平太にとって

このつゆの姿は
ダメだった

ハートわしづかみ
やった


唯「つゆなら
傷口もふさがって
だいぶいいみたい

まだ休んでてって
言ってるのに
起きて働いてる」

小平太「それがしはっ
別に!!」

ザッ

唯(ほ――――っ
小平太が…

へ―――っ)

・・
(小平太「おい
マネージャー」

つゆ「キャプテン」

小平太「ジャージの
ケツのとこ破れた

頼む」

つゆ「はい」

ちくちく

じーーっ

フイ

つゆ「できました-」

小平太「すまん」)
・・

つゆ「小平太様を?

どう思う と
申されますと?」

唯「だからー
おムコさんとして
どう? アリ?」

つゆ「まあっ奥方様!

何を申されまする
とんでもないことを」アハハ

唯「やっぱダメかー
無愛想だもんねー」

つゆ「いいえ
小平太様は天野家の
ご嫡男

文武に優れ
殿や若君の信も厚く

その上あれほど
見目も良いお方に
ござります」

唯「え―――っ
そう?」

つゆ「相応の家のご息女との
縁談も多くあると
聞いております

私など とても
釣り合いませぬ」

唯「え―――!

そんなバカな!!」



若君「なに

まことか?」

唯「間違いない
ですよ―

すんごい
わかりやすい」

若君「小平太がのう
それは面白い」

唯「若君から
聞いてみて下さい」

若君「いやいや
わしが口を出せば
余計かたくなに
なろう

適任の方が
おられるではないか」

唯「?」

おふくろ様「小平太殿は

つゆ殿を嫁にとお望みですか?

お父上も
案じておられます

つゆ殿ならば
私が間に入って
話を進めようかと」

小平太「お待ちをっっ

左様なことは
考えておりません
!!」

おふくろ様「おや

それは
お許し下され

つゆ殿は
良い娘ごゆえ

嫁にと
望まれる方も
多かろうと思い

一にも早うと
気が急いて
しまいました

差し出たことを
申しました」

小平太「……」

おふくろ様「では」

小平太「母上!!
しばらく」

おふくろ様「何か?」

小平太「む……

は…母上が
そこまで仰せで
あれば…

父上にも
申しわけござらぬ
ゆえ」

おふくろ様「そうなさりませ」


小平太は
チョロかったが


つゆ「滅相も
ございません!!

私など
ふさわしく
ありませぬ

小平太様の
お名にも関わること

どうか
お許し下さりませ」


つゆはかたくなだった


唯「え――
そ―なの?

やっぱ
趣味じゃなかったかな」

おふくろ様「いえ

なにか
わけがあるような

しばらく
様子を見ましょう」


小平太「つゆ殿」

つゆ「実は

周雲殿から
傷跡は生涯消えぬ
と言われました

このことは決して
奥方様のお耳には
入れたくありません

「私のせいだ」と
泣いておられましたゆえ

つゆの粗忽さが
招いたことですのに

ですから
縁組のことは
どうか―

妻に と思うて
いただいただけで
ありがたく

身に余る喜びに
ございます」


小平太「つゆ殿

この傷は
こなたの真実
忠義の証じゃ

わしには何より
尊いものに思える」

つゆ「小…平太さま」

小平太「あ!」
ぱっ

小平太「すまぬ」

つゆ「いえ…」


天野の兵法その六

母の直球勝負



次号につづく

(感想)
がっつり25Pありました!

泣けました…

つゆ、ほんとにいい子!!!

小平太、幸せにしてやってくれ!!




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最終更新日  2020年10月22日 22時38分53秒
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