テーマ:小学生ママの日記(28701)
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夏休みも残すところあと1週間ですね。
教室の子供達は夏休みの前半は「宿題会」にて集中して宿題に取り組み、8月の第1週目までには、ほとんどの宿題を終えました。 引き続き「朝学会」にて午前八時から九時半 または 九時半から十時半までの時間で、月曜から金曜まで毎日教室にて、漢字の書き取りや計算問題など、一学期の復習に取り組んでいます。 「毎日」は続けることはとても有意義なことで、漢字の定着や計算速度のUpにはとても有効だと思います。 同時に、どちらかというと「単調」で「面白くない」書き取りや計算問題ですが、 一定の時間机に向かってこれらに取り組むことで、 こういった基本的な学習は「しなけらばならない事」という意識を 子供達がちゃんと持ってくれると良いなと思っています。 さて、mamimamaの住む地域の小学校では、高学年になると毎日の宿題に 「自主学習」という課題が出されます。 自主学習ノートなる物を渡されます。 「どのように学習を進めても良いので、毎日学習に取り組みましょう」 と、言われています。 長期休暇には殆ど全ての学年にこの「自主学習」なる課題が出されます。 子供達は「朝学会」にて 「先生、今日は自主学習をやるね」と言って各自課題に取り組んでいるのですが、 自主学習の仕方を見ていると、とても効率が悪いのです。 この写真はある子の漢字の自主学習ノートです。 同じ漢字を一行に何文字か練習しています。 これが延々と続くのです。 新しい漢字を覚えるのには、良い方法だと思います。 が、一学期に習った漢字の復習をするのにこういうやり方は、無駄が多いと思います。 これは「書写」に近いもので、漢字ドリルをノートに書き写すだけの作業と大差がありません。 あまり頭を使って考えながら漢字の学習をしているとは思えません。 実際 こういった「自主学習」をやっている子達に、 このような漢字プリントをやらせてみると、書けない漢字がとても多いのです。 「毎日自主学習は真面目にやっているのですが・・・」 と、お母さんはおっしゃいます。 でも、実際はできない。 - なぜか? 毎日時間をかけてやっている自主学習 - 実は単なる「作業」で、時間をかけている割には頭に入っていないのです。 上の写真はまー王子の自主学習ノートです。 まずは漢字ドリルの「読み仮名」が書いてあるページをノートに書き出します。 そして、ドリルを閉じて自分で書き出した読み仮名を見て、漢字を書いていきます。 そして1ページやり終えたらすぐに答合わせをして、間違った漢字は、何回か書いて練習する。 この方法だと、常に頭はフル回転です。 書き取り練習が「作業化」することはありません。 このように常に「考える」ことを子供達に課すようにしないと、時間がかかる割に学習成果が上がりません。 計算問題も、やりっ放しではいけません。 すぐに答合わせをして、間違っていた物は、答を書き写すのではなく、もう一度自分でやり直すのです。 これを繰り返すことによって、計算ミスが減り要領もつかめます。 英単語を覚える際も、歴史の年号を覚える際も、理科の重要ポイントを覚える際も、同じです。 単なる「書き写し作業」を繰り返すのではなく 考えて学習できるような方法で毎日繰り返し学習するようにしましょう。 夏休みの残り1週間。 しっかりと1学期の復習をして2学期からの学習に備えられると良いですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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