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Nov 22, 2008
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私の教室は、個人で運営しているという利点を最大限に利用して、保護者の皆さんにとってコンビニエントな教室を目指しています。

例えば、夜のクラスが月・金・土とあるのですが、そちらは中学生の英語を中心に見ています。

一応月曜日は中2、金曜日は中1、土曜日は中3と枠を決めていますが、

授業自体が自学自習のスタイルをとっていますので、この時間枠の中に、小学生が混じることもありますし、自分の授業時間に来られなかった中学生達も混ざることがあります。
(それゆえ、私の授業スタイルを「寺子屋」と呼ぶ方がいるのかもしれませんが・・・)

でもね、基本的には個人個人に対応してあげないと、わからない子にとっては、一斉授業ってかなり辛いと思うのです。

だから、1クラスの人数は10名前後です。

それでも、対応しきれない子もありますので、そういう子には、出来るだけ人数の少ないクラスにうつってもらったり、土曜日の個別指導のクラスに変わってもらったりしています。

さて、前置きが長くなりましたが・・・

今 一番人数が少ないのが金曜日の7時台のクラス。

中学生2人と小学生2人です。


ですから、本当に手取り足取りの状態で、「わからなくて困ってる~」と言う子には良い状態のクラスだと思います。

が・・・

あまりにも私の目が行き届きすぎるためか、逆に私に依存しきってしまう子があります。

中学生は自立学習が出来ていますが、

小学生は1問ごとに、私の顔を見て、私の表情から答が合っているか合っていないかを判断しようとします。

その子が顔を上げて私と目があったとき、私がうなずかないと、答を消そうとします。

「○○くん 先生は答が間違ってるって言っていないよ。」と声をかけると

「じゃあ 合ってるの?」と聞きます。

「全部やり終わってから 答合わせをして、その後で間違ったところは直そうね。」

と声をかけるのですが、やはり1問ごとに私の顔をじーっと見ています。

「間違ってもいいんだよ。間違っちゃっても、どこが間違っているかちゃんとわかって、答が直せたら、次には間違えないから。そうやって少しずつ自分で出来るようになっていくんだよ。」

と声をかけるのですが、彼の心にはなかなか届かないようです。

そこで、昨日はテキストの問題をやり始める前に、彼に宣言しました。

「○○くん、先生 今日は○○くんが問題を全部やり終わってから、君のテキストを見るね。

 今日やるところは、先週もやったところの復習だから、多分出来ると思うよ。

 もし わからないところがあったら、そのままにして、最後の問題が出来たら、

 『出来たよ』って声をかけてね。」

そういって、最初の1問だけを一緒にやりました。

その後、彼の前から中学生の子達のテーブルに移動し、様子を見ていました。

一問終わった後でも、自信なさげにキョトキョトしています。

何度も消しゴムを持ったり、置いたりしています。

途中 何度も私の方をじーっと見ています。

目が合うたびに

「最後まで出来た?」と声をかけると首を振ります。

我慢比べですよね、私と彼の・・・

テキストの問題は15分もあれば全て出来ると思いましたので、10分たった時点でタイマーをセットし

「○○くん タイマーが鳴るまでに、やり終えてね。」と声をかけ7分後にタイマーをセットしました。

首をかしげながらも、テキストの問題を解いていき、タイマーが鳴り始めると同時に終了。

答合わせをすると、ちゃんと全部出来ていました。

そこで

「○○くん よく頑張ったね。 いちいち先生に確かめなくても、全部正解だったよ。

 もちろん間違えてもいいんだよ。間違えても誰も叱らないから。

 自信を持ってやろうね。」と彼に声をかけました。

すると、とっても明るい顔で

「うん!!」と返事。

次のページは、最初のページの半分ぐらいの時間で全部出来ちゃいました。

やはり・・・・ あまり手取り足取りでも学習はうまくいきませんね。

子ども達に必要なのは

『自分で考えてやり抜く力』なんだなって、改めて感じました。





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最終更新日  Nov 22, 2008 01:23:34 PM
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