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Jun 3, 2009
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教室に来る小学生達・・・特に低学年の子供達の「国語力」にとても不安を感じます。

コミュニケーション能力の不足

文字に対する意識の低さ

文章読解に対する苦手意識


この3点が特に不安です。

コミュニケーション能力の不足

直接学習とは関係ないようにも思われますが、実は一番大切なことです。

たとえば・・・

解からない時などに「わからない」と言えない。

私の顔をジーッと見つめ、私が気が付くまで「待っている」

私はすぐにその子が「困っている」ことには気が付くのですが、

すぐには声をかけず、しばらく様子を見ます。

そして「○○くん 手が止まってるよ。どうしたのかな?」と声をかけます。

ここで「だって 解からないんだもん」といえる子はまだOK

声をかけても首を傾げるだけで、何も言わないという子が増えています。

その子の性格もあるでしょうけれど、やはりこれではいけません。

聞かれたことにはきちんと答えなくては・・・

就園前の小さなお子さんなら、まだまだ言葉を知らないので、お母さんがお子さんの気持ちを代弁してあげる事も必要ですが

集団生活に入るまでには、ことばのキャッチボールができるようにしておく必要があると思います。

「聞かれたら答える」

これはコミュニケーションの基本です。

GameやTV(DVDやビデオ)を生活の中心におき、一方通行で情報を得ているだけの生活になっていると、コミュニケーションの基本が出来上がりません。

やはりお家の中でお母さんがお子さんにたくさん話しかけて、お子さんからたくさんお話を聞いてあげる必要があると思います。

文字に対する意識の低さ

語彙力!!.jpg

上の写真は、1年生の子の回答です。

私がまず気になるのは「どわ

正しくは「どあ」と書かなくてはなりません。

同様の誤りは「らいよん」⇒「らいおん」 「ばいよりん」⇒「ばいおりん」

音が正確に認識されていないので本人には「どわ」「らいよん」のように聞こえるのかもしれません。

でも!絵本の読み聞かせなどで、何度も同じ言葉を耳にしていれば「らいよん」ではなく「らいおん」と聞こえるようになると思うのです。

本で「こどもにとっては母親の声が一番認識しやすい」と読みました。

やはり小さいうちからの読み聞かせによって、こういった音の認識の誤りも解消できると思います。

そして、絵本を一緒に見ながら読み聞かせをすることで、本に書かれた文字を認識・意識するようになると思うのです。

お母さんの声での読み聞かせ・・・これは本当に大切な事なんだなと最近改めて感じています。

文章読解に対する苦手意識

これはかなり深刻です。

1年生の読解問題では、文章に書かれていることをそのまま抜書きするという問題が多いのですが

まず問題を読んでも何が問われているのか、文字からは理解できない。
(これは高学年でも同じなのです)

私が問題を読んであげれば、答を書くことができるのですが・・・

文章を読んでも理解できない・・・理解しようとしないので、いちいち先生に「わかりません」と言いに来なくてはならないので、

読解問題(算数の文章問題)は子供達は「めんどくさい」と言い、最初から「苦手」「無理!」と思い込み、問題に向き合おうとしません。

やはり普段からの読書習慣の有無がこういうところでも出てきます。

また、こういう問題に「慣れる」ことも大切なので、普段の学習に、読解問題を取り入れることも苦手意識をなくすには良い方法だと思います。
(ただし、お子さんの勉強を見てあげるお母さんのイライラは募りますが)


本当に子供達の国語力の低下には不安を感じます。

国語力の低下は全ての教科の成績にも直結しますし

社会生活をする上でコミュニケーション能力がきちんと育ってこないと、

お友達や先生とトラブルを起こしやすく

そうなると誤解を受けやすくなり、その子自身にとってとても不利です。

保護者の皆さん、お忙しいのは十分承知です(私も日々仕事と家事で、てんてこ舞いですので~)、それでもお願いしたいのです。

お子さんとたくさんおしゃべりしてください。

お子さんに絵本を読んであげてください。

大きい子なら本を朗読してあげてください。

国語力・・・しっかりつけてあげましょうね。






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最終更新日  Jun 3, 2009 09:44:28 AM
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