テーマ:小学生ママの日記(28654)
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今月からStudioで学習を始めた子が何人かいます。
英語教室に来てくれていて、新たに学習塾にも来てくれるようになった子や、上のお子さんがが学習塾または英語教室に来てくれていて、上のお子さんといっしょにStudioで学習を始めた子が多いのですが 中学生で新たに個別指導で学習を始めたお子さんがいます。 その子は、もともと良くできるお子さんですが、学習の仕方がいまひとつピントが合わず、家ではあまり机に向かう事がないということで、 「子供の学習を少し助けてください。」というお母様のご希望で、英語を中心に個別指導での学習をスタートさせました。 通学と部活で、ウィークデイは宿題をするのが精一杯。 部活のない土・日でしっかり学習をすればよいのですが、なかなか机には向かわないということです。 実際に彼女と一緒に学習をしてみると、テキストの問題は8割強の正答率。 授業をしっかりと聞けて、理解できています。 これはとても大事な事です。 学校の授業は何が何でもしっかりと聞くべきです。 そしてその授業時間内に学習した内容を理解するように努力すべきです。 「塾で予習したも~ん」「授業が分からなくても塾で聞けばいいや」 という、学校をないがしろにした態度は絶対にいけません。 子供達の生活のほとんどを占める場である学校は、やはり子供達にとって「一番」でなくてなならないと思うのです。 塾はあくまで学校の授業で理解できなかったところを補い、理解できている子には、一歩先に進む手助けをしてあげる場だと思うのです。 そして「授業を真剣に聞く」態度ができていない子は、どこで授業を受けても、何かを聞き逃したり、的外れな理解をする事が多々あります。 その点彼女は授業を聞く態度ができている。 だから私の指導にも「打てば響く」という言葉がピッタリな、よい反応を見せてくれます。 第1回目の授業だった先週の土曜日には、彼女の理解の度合いを見た後は、少しお話しをしました。 その中で感じた事は・・・ 彼女はとても前向きだという事。 全ての教科が好きなわけではないけれど、「わかるようになりたい」という気持ちがあるのです。 「わかるようになりたい」という気持ち、これは大切です。 「わかるようになりたい」から指導者の言葉にはとても素直な反応をします。 彼女にはウィークデイの英語の学習の仕方や、週末の学習の仕方を指導し、 「学校が楽しい」という彼女に 「もっと学校が楽しくなるために、授業がもっと解かるようになるといいよね。 それに知識を得るって楽しいよね。」 という話をして授業を終えました。 月曜日彼女のお母様からこんなメールを頂きました。 「親が何度言っても言う事を聞いてくれなかった子が、先生にお話をしていただいたら 帰ってから、土・日は英語だけでなく他の教科も魔法にかかったように一生懸命 勉強していました。」 前向きな気持、自主性、自立した心が育っている彼女だからこそ、ちょいと背中を押してあげるだけで、自分で動き出せるのですね。 学力・成績を上げるためには、テクニックを覚えるのも大切ですが それ以前に、親がしっかり育て、導いておく必要があることがいくつかあると思うのです。 それは・・・ ●授業(人の話)を真剣に聞く態度。 ●物事に取り組む時の前向きな姿勢。 ●何事も自分の力でやっていこうとする姿勢。(自主性や自立心) この3つはぜひ小さいうちから育てて欲しいと思います。 お子さんは授業を真剣に聞けているでしょうか? ―授業中 ボーっとしていたり、居眠りしたりしていないでしょうか? お友達とおしゃべりしたりしていないでしょうか? お子さんは「どーせ わからないもん」とか「やりたくないもん」と何かに取り組む時の姿勢がマイナス思考になっていないでしょうか? お子さんは自分から学習だけでなくいろいろな事に取り組もうという姿勢ができているでしょうか? ―ママが「やりなさい」って言ったから勉強する。やらないと怒られるから勉強する。こういう姿勢だと、いつまでたっても「ママがいなくては何もできない」「ママが言わない事はやらない」ということになってしまいます。 塾は色々な学習方法を示したり、わからないことを一緒に解決する場所です。 でも最後はお子さん自身が自分から勉強のほうを向かなければ、どんなよい学習方法を示されても、できるようにはなりません。 先生と一緒に勉強すればできるけれど、気持ちが勉強の方向に向かっていなければ、1人で勉強する時は、またわからなくなってしまったりします。 お子さんの「姿勢」 一度見直してみて下さいね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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