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子どもたちに日本語を教えています

2013年05月17日
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社会の時間です






世界の国々について教科書を皆で読み進めていきます


先生「では 次は中国。

   中国のことはKくんに読んでもらおうかな」


K「中国は人口が・・・・・・

  2008年にはオリンピックが開催され・・・・・」


先生「 はい、ありがとう

    Kくん、オリンピックが開かれたとしは?」


K 「・・・・・・・・・えっと・・・
 
   わかりません・・・・・    」








あとで聞いてみると・・・・・


わたし「Kくん、オリンピックの開かれたところ 知らないの?」

K 「知ってるよ、北京でしょ」

わたし 「じゃあ なんでさっき わからないと答えたの?」

K 「へ?・・・・・あーーーーとしって そっち!?」






「年」だと思ったそうです

「としはどこですか」と聞かれたら 違っていたかもしれませんが

年と都市ではアクセントが違うので 日本人なら間違うことはないはずです








また国語の時間 「あめ玉」のときも

先生「 まだこのお話を読んでない人に聞きたいなぁ

    (読んでない人が挙手、運よくKくんに当たる)

    どんなお話だと予想しますか?」


K  「 雨がたくさん降ってくるお話 」



みんな 「そっちじゃないよ(笑)」

K  「へ? あ~そっち!」






あめだま、と聞いて 「雨の玉」を想像していたKくん

あまつぶ、とは言いますが、あめだまは「飴」ですね







日本語の学習としては よくあるものです


飴と飴  橋と箸 など


雲と蜘蛛・・・・は 同じアクセントですね





当たり前ですが 人間って単語だけで 会話をしている訳ではなく

アクセントはもちろん 会話の前後に出てきた他の言葉や

それとくっついた言葉(今回はあめ=だま、だから飴だろうというような)など

総合的に判断しているものです





そこが外国にルーツをもつこ どもたちの場合

総合的に判断するのに必要な日本人なら当然持っているはずの

言葉の土台を持っていないのだから わからなくて当然

そのための日本語の学習が必要ということになります









5年生が始まって 最初の1週間で立て続けにこんなことがあり

こんなふうに口にしたから表面化しただけであって

実際は 授業の中で話されている言葉の中で

勘違いしている部分って かなり多いのだろうな
、と改めて感じました







最終更新日  2013年05月17日 14時49分04秒
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Re:日本語のアクセント(05/17)   きたがわ さん
日本語指導者が心せねばならないのは、子どもの言語習得過程は、その言語形成だけでなく人間形成にも大きな影響を与えるということです。授業中、教師の話すことばが理解できなかったり、教科書の説明文が分からなかったりするのですが、聞いて馬鹿にされたり笑われたりした経験を持つ子どもが多いですね。F小学校の子供達は、間違ったらすぐ教えてくれます・・誰も笑いません・・・ある大學院生が見学に来たとき、どうして笑ったり馬鹿にしたりする子どもが居ないんですか?・と聞かれました・・どうして笑われなくてはいけないんですか?と問い返したことが思い出されます。一人の子どもの支援を継続することで必ず見えてきます・・日本語指導者と国語教師の違いがここです・・・・それが見えるようになってきた貴女を嬉しく思います (2013年05月21日 05時12分43秒)

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