2008/12/01(月)13:50
映画『音符と昆布』
映画『音符と昆布』(公式サイト)を楽天レンタルのDVDで見た感想です。
これが見たくて楽天レンタルを始めて3ヶ月待ちました。
発達障害のある登場人物がいると、発達障害の特性を正しく演じられているかとか、メッセージがうまく伝えられているかとか、そういうことが気になって、どうしても偏った見方をしてしまうので、映画やドラマとしての面白さを客観的に評価できないかもしれないのですが、この映画は良かったです。
映像や音楽とストーリーが温かくて心地良い感じです。
突然現れた姉・かりんはアスペルガー症候群だった
25歳のかりんの役を池脇千鶴さんが演じています。うまい!
アスペルガー症候群を知らない人は「これが25歳!?」と思うだろうな~。
知的な遅れがなくても発達障害のある人は実年齢の七掛けとよく言われる通り17歳ぐらいに見えます。
キラキラと動くものを眺める姿は、もっと小さい少女のようにも見えます。
フードコーディネーターの妹・ももには臭覚が無い
今まで一人っ子と思って育ってきたのに、突然姉がやってきただけでも驚きで、障害を知らされたら・・・。
市川由衣さんの驚いたりイラっとする表情や台詞がとても自然だと思いました。
かりんが何故やってきたのか理由がわかってからは、「やっぱり姉妹だな~。」と、ほっとしました。