2006/11/26(日)22:13
不登校の子どもの進学
上田地域の進学相談会に参加してきた。
数校の定時制・通信制高校から説明があったが、入学のうち中学校時代に不登校経験のある子どもの比率は高い年で8割ほどもあるそうだ。
以前から周知の事実であったが、中学時代不登校をしている子どもにとって、定時制・通信制高校は欠くことのできない選択肢である。
長野県の高校「改革」プランでは、定時性・通信制が数校の多部制・単位制高校に統合される計画である。これは不登校の子どもの進学の選択肢を狭める恐れがあり、私は反対の立場である。
他人数での競争関係を旨とする高校「改革」の理念自体に大きな違和感を感じている。
求めていくべきは、地域性の涵養と、個の尊重、共感・協働関係の醸成。
経済界的な競争理念を、単純に人間形成に援用できるなどということは決してない。