2020年03月27日

保険証を返せ、と言われていませんか?

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カテゴリ:情報・主張
久しぶりの投稿になります。

もうすぐ3月の終わってしまいますが、何人かの臨時教員のみなさんから社会保険のことについての相談を受けています。
平成26年の1月に、厚労省から全国の自治体へ「任用と任用の間に数日間の空白があったとしても、実態として年度をまたいで任用が継続されている場合には、社会保険は継続の扱いになり、3月だけ国保に加入する必要はない。」という通知が出されました。それにより静岡県でも、常勤講師としての任用が3月30日で終了し、3月31日は空白となりますが、4月からの任用があれば3月の社会保険のままで継続され、保険証も返す必要がなくなっていました。
ところが、今年は「事務さんから、保険証を返し、3月は国保に入るか配偶者の扶養に入るかしてくれと言われた。」という相談が相次いで届きました。

そこで、「求める会」加入団体の全静岡教職員組合(全教静岡)が年金事務所に確認したところ、厚労省の通知通りで社会保険は継続される、との回答でした。
そのことを県教委に伝えたのですが、県教委は、講師は今まで協会けんぽに加入していたが4月からは公立学校共済に加入するので、違う保険に入ることになるから継続はできないと考える、と説明しました。厚労省は手続きではなく実態で判断するべきと言っているので、保険が変わったとしても同じ雇用主が同じ人間を雇っているのであれば継続していると考えるべきではないか、と反論しましたが、県教委は頑として譲りません。

同じように、保険証と協会けんぽの脱退届を事務に提出させられた人が、県内にたくさんいるのではないかと思います。
しかし、厚労省も年金事務所も継続するべきと言っているのに、それでも県教委が3月を切るというのは、3月分の保険料のうち事業所負担分を支払いたくないからだとしか思えません。そんなことは許されないことです。

そこで、保険証を返させられたみなさんに提案です。
「確認請求」という制度をご存じでしょうか?
年金や健康保険の加入や脱退に対して雇用主が違反行為をしたと思われる場合に、労働者が年金事務所に救済を申し立てることができる制度です。
詳しくはこちらのホームページをご覧ください。
 ​日本年金機構HP
確認請求が提出されると、年金事務所が事業所に調査に入り、事業所の届け出に間違いがあった場合には是正の命令が出ます。確認請求によって「やはり3月の社会保険が継続される」となれば、もし3月だけ国保に加入していてもその保険料は返してもらえます。もちろん、3月分の社会保険料を納めなければならなくなりますが、差し引きすればそのほうが絶対に負担が少なくてすみます。
国保の保険料は、ビックリするくらい高額ですよね。その半分でも取り返せるなら、ちょっと面倒くさいですが、やってみる価値はあると思います。

「求める会」や全教静岡は、3月末までに県教委の対応が是正されるように引き続き働きかけますが、それがダメだった場合には、みなさんの確認請求で県教委に誤りを認めさせましょう。





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Last updated  2020年03月27日 17時04分32秒
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