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"MISTY" Tsuyoshi Yamamoto Trio /Three Blind Mice/tbm-30(オリジナル盤の場合) 私の所有する盤は オリジナル版で盤質、ジャケットの状態とも良ければ結構な高値で取引されているようです。とはいっても、数年前のヤフオク落札実績で2万円程度ですが・・・(笑) https://aucfree.com/items/n337960944 記憶が曖昧ですが、30~40年くらい前にはBlue Noteのモノラル・オリジナル盤で人気のあるJazz Manのものは10万~20万円てな世界だったような気がします。まぁ、私とは無縁の世界ですが、中古レコード業界の知人が当時そのような事を語っていたような気がします。。。 このレコードの出来は非常に良いもので、私が知る限りでは山本剛のレコードの中では一番の出来かなぁと思っています。それほど多く彼のレコードを聴いたわけじゃないですけどね(オイオイ それと録音の出来も非常に良いです。演奏よし、録音よし、選曲よし(全7曲のうち、山本剛オリジナルの1曲を除く6曲は有名なスタンダードです)なので、現在でも非常に人気のあるレコードなんでしょう。 長々と前振り書いてますが、私の所有するこのレコードは「パチパチ、チリチリ」としたノイズが結構酷いです。なぜそうなったのかは記憶にないのですが、多分30年以上前からそうなので、普段は全く使わないレコードクリーナースプレーを吹きかけた記憶もおぼろげにあります。スプレーの効果は全くなかったことも記憶にあります。 鶏と卵の関係かもしらんが、スプレー吹きかけでパチパチノイズ改善することはなく、多分悪化したと思いますわ。 で、youtubeのレコード洗浄動画等を参考に、このレコードを中性洗剤で洗おうと目論んでいます。 記憶ではこのレコード以外にパチパチノイズが酷いレコードはほとんどない筈なので、予算はできるだけかけないようにしたいです。 だけど、以下のような商品を買わないとレコードじゃぶじゃぶ洗いは難しいから、買わないとしゃーないかなぁ~~。 NAGAOKA レコードクリーニング用ラベルプロテクター https://www.nagaoka.co.jp/item/clp01.html https://www.nagaoka.co.jp/item/clp02.html
NAGAOKAのこの商品(特にCLP01)は問題(欠陥)があるようですが、何枚ものLPを洗浄することは多分なさそうだから、改良版で高いCLP02よりは安いCLP01を買う可能性が高いです。 ----------------------- (21/09/24 22:25記) 私の所有する"Misty/Tsuyoshi Yamamoto Trio/15PJ-1026"は日本フォノグラムが "TBM スリー・ブラインド・マイス・レコード 再発盤 一覧リスト" http://smjx1969.starfree.jp/TBMre-issuelist.htm によれば、"ミスティ/山本剛トリオ" のLPは TBM-30 オリジナル盤 再発盤 初回販売年 レーベル TBM-2530 1977 TBM 15PJ-1026 1979 日本フォノグラム TBM(P)-2530 1979 日本フォノグラム PAP-20001 1983 トリオレコード TBM-30 1995 TBMビデオ ※重量盤LP TBM-30-45 2004 cisco ※45rpm2枚組 USA直輸入盤 THLP-348 2013 ディスクユニオン THLP-424 2017 ディスクユニオン ※45rpm2枚組 がリリースされているようです。 ----------------------- (21/10/02 23:07記) サウンドハウスに21/09/30に注文した商品が届きました。 メーカー: NAGAOKA 商品名: CLP01 LPレコードラベル保護プロテクター (CLP01) メーカー: audio technica 商品名: AT607a スタイラスクリーナー (AT607A) メーカー: NAGAOKA 商品名: CLV30レコードクリーニングクロス 2枚入り (CLV30) パチパチノイズが結構酷い "Misty/Tsuyoshi Yamamoto Trio/15PJ-1026" をそのうち中性洗剤洗浄したいと思います。が、いきなり"Misty”を洗浄対象にするのはちょっと怖い、危険、リスキーなので、洗浄失敗、ダメになっても「まぁええか」と笑ってすませられる別のレコードで、まずは試験施工を行おうかなぁとも思っております。 ----------------------- (21/10/05 19:30記) JOSHIN に21/09/15に注文したモノラル専用MCカートリッジ DENON DL-102が昨日(21/10/04)に届きました。在庫なし、10月下旬頃入荷予定だったと思うので意外に早く届きました。。。 ポイント還元15%の日に購入して実質29,000円。高~~~いなぁ。 データシートは簡略化されたものしか添付されていませんでした。逆輸入品のDL-103はちゃんとした周波数特性測定データだったのになぁ。 画像は省略しましたが、Output Level のみ測定データが手書きされていました。 ヘッドシェルへのセッティング、モノラル・レコードの再生等についてはまた後日に追記する予定です。 ----------------------- (21/10/09 16:30記) 先日、TBMの"Misty/Tsuyoshi Yamamoto"のB面を全曲(4曲)聴きました。パチパチ、バチバチのノイズが酷くてちょっと聴くに堪えません。ノイズ以外に再生音がかなり歪っぽいです。ピアノのフォルテあたりだと特に歪感が酷い。 ということで、レコードの洗浄にトライしました。他にパチパチノイズ満載のレコードが思いつかないし、この"Misty"は今のままの状態では「お蔵入り」させるしかないので、ダメ元で初洗浄対象レコードとしました。 使った道具他は、先日買ったNAGAOKAのレコードラベル保護プロテクター (CLP01)とレコードクリーニングクロス 2枚入り (CLV30)以外に ・台所用中性洗剤(界面活性剤入り、キュキュット) ・超極細毛 歯ブラシ(デンター・システマ レギュラーヘッド、ふつう硬さ) ヨドバシで約200円でネット購入 ・マイクロファイバースポンジ ダイソーで購入 ・キッチンペーパー ・精製水 ヨドバシで約100円(500ml)でネット購入 作業方法はyoutubeにいくつもあるレコード洗浄動画を参考に手抜き作業としました。歯ブラシのデンターシステマ 超極細毛はyoutuberお薦め品です。 1.レコードにレコードラベル保護プロテクターを装着した後に、水道水で水洗い 温水使用するのは忘れて常温水で水洗い 2.マイクロファイバースポンジに中性洗剤をたらしてからレコード面を同心円方向に拭く 3.デンターシステマに中性洗剤をたらして、同様にレコード面を同心円方向に磨く?掃除する 4.水道水で洗剤を洗い流す ここまでは台所の洗い場で実行 ここからはLDの大きな机の上で作業 レコードの下には新聞の折り込み広告で上質な紙のものを敷く(吸水、机の汚れのレコードへの付着防止) 5.レコードラベル保護プロテクターを装着したまま、キッチンペーパーで水道水をふき取る 6.プロテクターを外して、レーベル周りの水分もふき取る (重要事項)レコードを回転させながらキッチンペーパーで水分をふき取る際、プロテクターのネジが意図せず緩んでしまい、隙間からレーベル面の周縁に少し水が侵入してしまった。洗剤で洗ってる際には浸水はなかったので、ここでの浸水は痛手。要注意。 7.水道水のカルキがレコード面に残留することの防止策として、精製水を適量レコード面にたらして、再度キッチンペーパーでふき取る。 8.最終仕上げとして、NAGAOKAのレコードクリーニングクロスで水分をふき取る。その際、レコード面に気になる汚れがあれば、精製水をたらしてキッチンペーパー・クリーニングロスの順でふき取った。 作業工程は以上です。 現在はレコードを立てて自然乾燥中。 今回の洗浄作業で、パチパチノイズが低減できなった場合、次回は水分が完全乾燥する前にレコードをプレイヤーで再生し、カートリッジの針先で音溝の汚れ除去にトライしたいと思います。 その際は、再生音不良のシュアー V15 Type5MRを使用する予定です。水分が残ったレコードを再生することでカートリッジ・針先に何らかの不具合が生じたら怖いので・・・。 ----------------------- (21/10/10 15:45記) 昨日、中性洗剤で洗浄したTBMの"Misty/Tsuyoshi Yamamoto"を再生してみました。 B面を全曲(4曲)とA面の1曲目(Misty)を聴きました。パチパチ、バチバチのノイズは かなり劇的に減少しておりまする 勿論、完全に消失したわけではなく、ところどころでパチパチノイズが発生しますが、その発生レベルは相当に低減しました。バラ-ド曲ではベースとドラムスがおとなし目に演奏しており、時にソロピアノ風になりピアニッシモあたりではパチパチノイズが気になる時はまだまだあります。 が、洗浄前に比べれば相当良くなってますな。アハハハハ!! ただ、盤面の周縁部が洗いにくい -- レコードラベル保護プロテクターのネジ部分を左手で持ちながら右手でスポンジや歯ブラシで汚れ落とししていくので、周縁部では右手の力を入れにくい(盤面が傾いてしまって盤面に圧をかけられない) -- のでA面、B面とも最初の曲の冒頭1分間くらいのパチパチノイズの低減量がやや少ない気がします。 実用上は今の状態でも再生して音楽を聴こうかいなぁという気にさせるくらいの改善が見られましたが、機会があれば、暇で死にそうな時は、先日書いたように、盤面が濡れている状態でレコード再生し、カートリッジの針先で音溝の汚れをこすり取るトライをしてみようかなぁ・・・ レコードクリニーング用のいろんな商品が販売されてますが、なるべくそういう高価な?商品は買わずに済ませる所存です。 ピアノのフォルテ部の歪感は多少低減しましたが、それほどでもない。 これはシステムの別の問題なんでしょうな。録音の良いピアノトリオのレコードを再生復活プロジェクトではほとんど聴いてなかったから、これまであんまり気にならなかったのかなぁ・・・。 レコードの内周部にいくほど歪感が少なくなるような気がするので、オーバーハングが絡んだ問題かなぁ。オーバーハングは結構きっちり調整したはずなんですが・・・ ----------------------- (21/10/16 22:30記) TBMの"Misty/Tsuyoshi Yamamoto"の中性洗剤洗2回目を今日の昼過ぎに実行しました。 作業手順は前回とほほ同様ですが、 ・洗剤の濯ぎ時以外は温水を使用しました。濯ぎの水は常温です。 ・前回の洗浄時のパチパチノイズ低減効果がレコードの周縁部では成績が悪かった感があるので、周縁部は特に念入りに行い、他の部分も前回よりも丁寧に数多くデンターシステマ歯ブラシでの音溝からの汚れかき出しに励みました。 5時間以上自然乾燥させた後、さきほど再生して聴いてみました。 B面の1曲目はかなり改善されていてパチパチノイズは前回よりも低減しているようです。低減効果は5dBくらいあるかもしれません。 A面の1曲目のMistyはパチパチノイズが耳につきやすい曲なんで、低減効果は期待したほどではなかったが、それでも効果は数dB程度はあるかもしれません。 洗浄効果によるものかどうか不明ですが、前回気になったピアノの歪感はかなり低減しました。カートリッジのオーバーハング調整や針圧やインサイドフォースキャンセラー調整は何も行っていません。 洗浄以外に歪感低減に関係あるかもしれない事項は ・先日買ったオーディオテクニカのスタイラスクリーナーで針先の汚れを落とした。まぁ、目視上は作業実施前に汚れやホコリの付着を確認できてませんけどね。 ・昼過ぎからプリメインアンプの電源は入れっぱなしなので、エージング?充分な状態だったのかもしれない。このエージングちゅうものの電気的・物理的必要性・裏付けを私は理解できませんが、前回はアンプの通電直後に再生・試聴したことは事実です。 今回はパチパチノイズの低減効果に着目した聴き方をしているので、パチパチノイズの存在はまだまだ気になるが、普通の聴き方をするなら実用上ほぼ問題なしくらいに改善されているように思います。 ということで、"Misty/Tsuyoshi Yamamoto"の洗浄は一応今回で終わりにしたいと思っております。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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