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カテゴリ:小説・本・雑誌など
先日、古本屋に何気なく立ち寄りハードカバーのコーナーを見たら、原 尞の新作があったので、とりあえず買ってきました。250円でした。 10年以上前の東京在住時に一時、原尞の小説ばかり読んでいました。長編小説の4冊、短編集の1冊の計5冊。古本、新品が混在してたように思います。新品は高いので古本屋を探すのですが、原尞はメジャーな作家ではないので、なかなか見つからず仕方なく新品も買ったはずです。 エッセイ集「ミステリオーソ」も読みたかったが、古本では見つけれず、新品は高いので断念(笑) 小説は中年私立探偵・沢崎を主人公とする探偵小説・ハードボイルド小説で、内容についてはほぼ全く記憶にありません。まぁ、ミステリー要素、謎解き要素はたいしたことなくて、要するに「ハードボイルド」「西新宿の猥雑さ・混沌さ、ヤバさ」あたりの雰囲気を楽しむ小説だったように思います。以下の記載のように長編小説の4作目「愚か者死すべし」から今回買った新作「それまでの明日」までに14年間という長いブランクがあります。才能が枯渇したか、アル中又は〇中にでもなって書ける状態ではないのかなぁ、なことを東京在住時には思っておりました。 一応頭の片隅に原 尞の新作のことが残っていたので、見つけた際に「新作」であることはすぐに気付きましたわ。 まぁ、とりあえず新作を確保できたので一安心。ということで、多分なかなか読み始めないと思います。最近は オリックス・バファローズの野球観戦・応援(主にパリーグTV)やamazon prime videoによる映画鑑賞に時間をとられる事が多いですので・・・。 あ~~~、「それまでの明日」の画像背後に映っているのは、フリージャズ・ピアノの巨匠セシル・テイラーのソロピアノLPです。 先日未整理のレコード収納棚からなんとなく抜き出した10枚くらいのLPの中にたまたま含まれていました。抜き出したけど聴いてはいません。多分30年以上は聴いていないLPです。フリージャズなので気合を入れないと聴けませんよ。 原 尞は以下のwiki.にあるように「大学卒業後上京。フリージャズ・ピアニストとして活動し・・・」とあるので、フリージャズ・ピアニストに敬意を表する意味で画像に入れました。 "Silent Tongues/Live at Montreux '74/ Cecil Taylor" https://en.wikipedia.org/wiki/Silent_Tongues ------------- Wiki.からの引用(一部編集含む)------------- 原 尞(はら りょう、1946年12月18日 -) 日本の推理作家。本名は原 孝。佐賀県鳥栖市生まれ。福岡県立福岡高等学校、九州大学文学部美学美術史科卒業。福岡高校の同期に医師の中村哲がいる。 【経歴】 大学卒業後上京。フリージャズ・ピアニストとして活動し、高木元輝や阿部薫らと共演した。1971年、日本幻野祭に高木元輝トリオのメンバーとして出演。このときの演奏は『幻野』のタイトルでレコード化されている。その後、帰郷して執筆に専念、1988年、西新宿に事務所を構える中年私立探偵・沢崎を主人公とした『そして夜は甦る』で作家デビュー。 以下、省略 【作品】 長編小説 ・そして夜は甦る(1988年4月 早川書房) ・私が殺した少女(1989年10月 早川書房) ・さらば長き眠り(1995年1月 早川書房) ・愚か者死すべし(2004年11月 早川書房) ・それまでの明日(2018年3月 早川書房) 短編集 ・天使たちの探偵(1990年4月 早川書房) エッセイ集 ・ミステリオーソ(1995年6月 早川書房) ※「ミステリオーソ」はモダンジャズ・ピアノの巨匠セロニアスモンク作曲の有名な曲 ------------------------------------------------------------- (以上は、wikipedia の記述を私が少し編集を加えて引用した文章)
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