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カテゴリ:ジャズ
先日○十年ぶりにこのレコードを聴いたら、チリパチノイズが酷くて鑑賞にとても耐えません。
手数、音数が少ない耽美的な音楽を奏でるPaul BleyのSolo Pianoで、チリパチは我慢ならん。 ということで、即中性洗剤洗浄しました。1回目の洗浄後自然乾燥させた翌日に再度聴いいたところ、相当程度チリパチノイズは減少しました。だけど、まだまだウザイ、邪魔ってことで再度洗浄しました。 二回目はデンターシステマの極細毛歯ブラシでかなり入念に洗浄しましたよ(笑 結果、全く洗浄しない状態、○十年間レコードジャケット内で眠っていた状態に比べるとチリパチノイズは10~20dBくらいは低減し、音楽鑑賞にほぼ支障がない程度に改善されました。 このレコードを買ったのは大学生の時だと思いますが、多分どこかの時点でレコードクリーニングスプレーを使ったのではないかと推察されます。スプレー内の成分がレコードの音溝内に付着・固着して「チリパチ」の発生源になっていたのではないかと推察します。 二度の洗浄でこの付着物がほとんど取り去られたんでしょう(苦笑 あ~~~、このレコードの私の評価は5つ星に近くはあるんだけど、残念ながら★★★★☆ですな。 音楽の解説をする能力も文章力もないのでパスします。いわゆる現代音楽風のソロピアノですが、セシル・テイラーの演奏のように聴き辛い(コレコレ)フリージャズでは全くありません。これがJazzなのかと問われれば、私はJazzだと答えます。リズミックな曲もあるし、リズミックでない曲も潜在的なリズムを十分感じることはできますから。。。 キース・ジャレットや加古隆のソロピアノとは全く違うPaul Bley独自の世界だと、私は思います。 演奏されてる曲のうち自作の曲以外は、夫人(又は元夫人)のCarla Bleyの曲、○十年前には日本に住んでいた高名なBassistのGary Peacockの夫人(又は元夫人)のAnnette Peacockの曲です。 Discogsのデータから抜粋引用して以下に記します。 ------------------------------------- 収録曲 A1 Closer Written-By Carla Bley 5:52 A2 Ida Lupino Written-By Carla Bley 7:33 A3 Started Written-By Paul Bley 5:14 B1 Open, To Love Written-By Annette Peacock 7:10 B2 Harlem Written-By Paul Bley 3:20 B3 Seven Written-By Carla Bley 7:23 B4 Nothing Ever Was, Anyway Written-By Annette Peacock 6:00 クレジット Design [Cover] B & B Wojirsch Engineer Jan Erik Kongshaug Photography By Ib Skovgaard Petersen Piano Paul Bley Producer Manfred Eicher ノート Original first German release. Recorded on September 11, 1972, at Arne Bendiksen Studio, Oslo. タイトル (format) レーベル カタログ # 国 年 Open, To Love (LP) ECM Records ECM 1023 ST US 1973 Open, To Love (LP) ECM Records PA-7073 Japan 1973 以下 省略 ------------------------------------- 引用元:https://www.discogs.com/ja/release/494926-Paul-Bley-Open-To-Love 紹介したレコードはyoutubeに音源がないので、別の音源を貼っておきます。なかなか良かでしょ!! 音楽と無関係だが、Helmut Newtonの写真も良かですわ。 "Chet Baker & Paul Bley - You go to my head" お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022/05/27 12:02:18 AM
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