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2022/06/18
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カテゴリ:ジャズ以外の音楽
Carmen McRaeの入手困難なレコード・CDの中古CDがネット通販の「駿河屋」で比較的リーズナブルな価格であったので、先日購入しました。駿河屋では購入金額が一定額以上にならないと販売手数料が必要なので、併せて買ってもいいかな~と思う中古CDがありゃせんか、と色々探しました。

結果として、荒井由実の第二作「MISSLIM」のリマスター盤CDが比較的安い値段であったので、同時購入しました。他には食指をそそられるものはなかったので、販売手数料が無料になるほどの合計金額には達せず。まぁ、無駄な買い物はしないが一番ですからね。この中古CDの購入価格は1200円前後でした(販売手数料込み)。




Carmen McRaeの中古CDについては又別の機会にネタにします。
今日は「MISSLIM」についてだけ。MISSLIMというタイトルはwikipediaによればMISS SLIMを縮めた造語らしいですが、荒井由実が考えたのかどうか不明です。

荒井由実のデビューアルバム「ひこうき雲」や第二作の「MISSLIM」及び荒井由実名義の第三作、第四作あたりはFMラジオ等では結構耳にしていましたが、アルバムを通しで聴いたことはなかったです。

大学の研究室の同期の奴はクラシック音楽から山口百恵まで広範囲に聴く奴だったから、荒井由実のレコードをひょっとしたら持っていたかもしれません。当時はJAZZ一筋の硬派だった私は「荒井由実のレコードを持っていたら貸してくれんとね?」と彼に聞くなんてことは硬派の面目にかかわることであるし、なにより恥ずかしいので聞けません。

それに加えて、レコードは非常に大事なものなのでレコードの貸し借り自体、ジャズ研の友人ともほとんどしていません。貸し借りで傷がついたりノイズが増えた、なんてことになったらお互い気分が悪いですからね。

で、「MISSLIM」の全曲を何度か聴いた感想ですが、素晴らしいですな。作曲家としての荒井由実の才能は並外れたものがあると言わざるを得ませんね。まぁ、天才といってもいいかもしれません。
ただし、歌自体は決してうまくない。彼女独特の鼻にかかったような独特の声(これは彼女の曲がそういうメロディーだという面があると思いますが)は彼女の魅力の大きな要素だとは思います。それから歌になんとなく「のっぺり」感があります。端的に書けば歌が平板的に感じますな。これは彼女の特徴、個性といった方が適当なのかもしれませんが・・・

一言で書けば、荒井由実はデビュー時点で既に超一流のソングライターだったけど、シンガーとしては三流以下だった。

アルバム「ひこうき雲」のwikipediaには

--------------------------------------------
バック・バンドを務めたキャラメル・ママ(のちのティン・パン・アレー)は、後に夫となる松任谷正隆がキーボード奏者として参加しているほか、細野晴臣(ベース)、鈴木茂(ギター)、林立夫(ドラム)という、当時の日本を代表するミュージシャンで構成されている。プロデューサーの有賀恒夫によると、当初はバックバンドの演奏に比べ荒井の歌唱の未熟さが目立ち、繰り返しの歌の録音の末に本作が完成するまでには1年以上の時間を要したという
--------------------------------------------

との記載があります。

このアルバムに収録されている曲を自身のピアノ弾き語りで歌ったライブ音源(収録はアルバムリリース時期とあまり開きなし)を10年くらい前に音楽業界の友人に聴かせてもらったことがあります。歌はけっこう酷いです。声が裏返ってしまう時もありました(苦笑

だから、上記wikipediaの記述のように「何度も何度も何度もTakeを重ねていったんでしょうな」

ネット情報によれば、Bernie Grundmanがリマスターを行った2000年発売のCDがそれ以前リリースのCDに比べて格段に音が良い、とのことなので、今回は「Apr 26, 2000」リリースの盤を買いました。この盤とそれ以前の盤では中古CD市場でも明確に価格差があります。デビューアルバム「ひこうき雲」もリマスター盤が安値で購入できる際に購入予定です。三作目、四作目までは買う予定はありません。
あ~~~、「駿河屋」は商品出荷時にCDの盤面の汚れ等除去のクリーニング作業せずに出荷するようですね。荒井由実のもCarmen McRaeのも盤面は結構汚かった。柔らかいクロスで丁寧に拭いたら、おおむね汚れは取れましたが、うっすらとしたキズは残っています。なお、両盤とも音楽再生には全く支障はなしです。


早速CD-Rにコピーして車の中に常備しておきましょう。こういう音楽はオーディオシステムに対座して聴くよりも運転(ドライブ)中に聴くのが似合っておりますわ。


Wikipediaから抜粋引用↓

全作詞・作曲: 荒井由実、全編曲: 松任谷正隆。
#         タイトル            時間
1.「生まれた街で -On the Street of My Home Town-」 3:47
2.「瞳を閉じて -Message In a Bottle-」 3:10
3.「やさしさに包まれたなら -Embraced In Softness- (album version)」 3:11
4.「海を見ていた午後 -One Afternoon By the Sea-」 4:06
5.「12月の雨 -December Rain-」 3:09
6.「あなただけのもの -I'm All Yours-」 4:03
7.「魔法の鏡 -Magical Mirror- (album version)」 3:14
8.「たぶんあなたはむかえに来ない -You Left Me-」 4:32
​9.「私のフランソワーズ -Oh My Francoise-」 5:11​​
10.「旅立つ秋 -Autumn Gone-」 3:07


DISCOGS Yumi Arai/Misslim
https://www.discogs.com/ja/release/8495444-Yumi-Arai-Misslim
から抜粋引用↓

レーベル  :Express TOCT-10712
フォーマット:CD, Album, Reissue, Remastered
国     :Japan
リリース済み:Apr 26, 2000

収録曲
1 Umareta Machi De
  Backing Vocals - Minako Yoshida, Sugar Babe
  Cowbell Haruomi - Hosono
  Cymbal [Finger-cymbal], Congas - Nobuo Saito*
  Flute - Makio Shimizu
  Timbales - Tatsuo Hayashi
  3:46
2 Hitomi O Tojite
  Backing Vocals - Sugar Babe
  Congas - Tatsuo Hayashi
  Guitar [Acoustic] - Tadahide Yoshikawa
  3:09
3 Yasashisa Ni Tsutsumaretanara
  Guitar [12 String] - Ryusuke Seto
  Guitar [Acoustic] - Tadahide Yoshikawa
  Guitar [Pedal Steel] - Hiroki Komazawa
  3:10
4 Umi O Miteita Gogo
  Bongos, Tambourine, Bells - Tatsuo Hayashi
  4:04
5 Junigatsu No Ame
  Backing Vocals - Sugar Babe
  Cowbell - Haruomi Hosono
  Guitar [12 String] - Shigeru Suzuki
  Guitar [Acoustic] - Tadahide Yoshikawa
  3:10
6 Anata Dake No Mono
  Backing Vocals - Akiko Suzuki, Minako Yoshida, Taeko Ohnuki, Tatsuro Yamashita
  Congas, Shaker - Nobuo Saito*
  Vibraslap - Tatsuo Hayashi
  4:03
7 Maho No Kagami
  Mandolin [Flat] - Masataka Matsutoya
  3:07
8 Tabun Anata Wa Mukae Ni Konai
  Backing Vocals - Minako Yoshida, Sugar Babe
  Guiro - Tatsuo Hayashi
  4:31
​9 Watashi No Francoise​​
  5:23
10 Tabidatsu Aki
  Guitar [12 String, Acoustic] - Ryusuke Seto
  3:06

クレジット
Arranged By [Backing Vocals] - Tatsuro Yamashita
Art Direction - Koshi Takeyama
Bass - Haruomi Hosono
Design - Miwako Murai
Directed By - Tsuneo Ariga
Drums - Tatsuo Hayashi
Engineer - Norio Yoshizawa
Guitar - Shigeru Suzuki
Keyboards, Arranged By [Rhythm, Horns, Strings] - Masataka Matsutoya
Photography By - Masanobu Yokoi
Producer - Kunihiko Murai, Seizo Shimokobe
Remastered By - Bernie Grundman
Written-By, Composed By, Vocals - Yumi Arai


"Umareta Machi De - Yumi Arai -"



このアルバムの9曲目「私のフランソワーズ」はフランス人歌手 Francoise Hardy のことを歌っています。学生時代に特に友人でもないクラシック好きの奴と何故か場末のスナックで飲み、その後彼のアパートに泊めてもらったことがあります。彼はクラシック以外にも女性ボーカル愛好家でもあったので、所有するレコードを次々持ち出してきて「○○○(私の名前)、この歌手、このレコード知っとうと? これよかよ。聴いてみんね」と攻められて、なかなか寝かしてもらえず。記憶がぼんやりですが、浅川マキやブリジット・フォンテーヌ(Brigitte Fontaine)やFrancoise Hardyのレコードを聴かされたような気がします。
あ~~、Brigitte Fontaineの名作「ラジオのように - Comme a la radio」はフリージャズ・バンドのArt Ensemble of Chicagoとの共演なので、ジャズ喫茶で何度か聴いたことがありました。

Francoise Hardyの↓の曲は山田太一脚本のTBS制作TVドラマ「沿線地図」の主題歌に採用されてましたね。このドラマは毎週観ていたと思います。母親も観ていたな~~


"フランソワーズ・アルディ Francoise Hardy/もう森へなんか行かない Ma Jeunesse Fout le Camp (1967年)"





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Last updated  2022/06/18 10:29:53 PM
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