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今日は立秋です。ちっちゃい園の入り口にパンパスグラス(しろがねよし)の穂が 2,3日前から筆の先のように顔を出し、今朝は銀色の若々しい穂になりました。 このパンパスグラスは直径1m位の株で、背丈は2mを越えます。南アメリカ原産の大すすき 何十本と穂が出揃って、風を受け、光を受け、ユラユラキラキラするとダイナミックです。 「暑い!暑い!」「連続猛暑日、熱帯夜!」と人間は言っておりますが、 自然は暑い中にとどまっている訳ではなく、少しつづ秋になるのですね。 昨日は『原爆の日』でした。戦争を語りつぐ大切さが新聞に書いてありました。 ・・・・・・・記憶の寿命はいつまであるのかしら・・・・・・・ 63年前の今日、愛知県豊川の海軍工廠が爆撃をうけ火の海になり、沢山の少年少女が 亡くなったそうです。その中に私の母のお兄さんもいました。当時、学生が学業をおいて 兵器を工場で作る手伝いをしていたそうです。母のお兄さんもそうで、その海軍工廠が 爆撃を受けて亡くなったそうです。 そのお兄さんの遺骨だか遺品だかを14歳の少女だった母が受け取りに行ったそうです。 遠い、遠い道のり、多感な14歳の少女が・・・どうやって、何を思って行ったのか・・・ 今、母は元気いっぱい、しわくちゃおばあちゃんです。あの頃はずーとおなかが減ってたと 笑います。恐い戦争の話はめったにしません。このお兄さんの事もなぞる程度でした。 多分、おばあちゃんになった今でも戦争の事はそれは辛く、それは残酷な事だったのでしょう。 恐怖の記憶はいつまでたっても恐怖のままなのでしょうか。語り継ぐ事も難しい事ですね。
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