2010/06/18(金)17:07
偏ったモノの考え方は個性?
後期高齢者の父がいる。
ものの捉え方、考え方が少々変わっている。
極端から極端へと考える。
私が小学生の頃のこと、学校でテストがあり平均点が悪く、先生は○○点
以上の人は帰ってよし、残りの人はこれから復習をしますと、まぐれで
帰って良しの組に入った私は帰宅。その途中に父に出会い、その旨を言うと
「100点をとらんとダメじゃないか」とうれしい気持ちはしぼんでしまった。
野球の放送を見ていても(本当は見るというよりつけているだけ)チャンスが
巡ってきたとこでヒットを打てば、塁に出ているランナーが順次帰って点数
が加算される場面で「ホームランを打たんとダメじゃないか」
試合の内容よりもホームランを打てば勝てるという短絡な考え方。
相撲でも、取り組み前の仕切りや気迫などを観るのではなく、ただ「勝った」
「負けた」の結果だけに興味があるらしい。
結果が出るまでの努力や日々の精進、戦略を練ることに対しては、気持ちが
向かないようだ。自分が頂点で指図だけ行い、結果だけを聞けばその他の
ことは自分の範ちゅうではないという感じだ。
例えば、野球などファンとしての一体感は感じられないのだろうな。
コミュニケーションが苦手な障害だから無理なのだろうな。