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★★ユニ育ライフ | 重度脳障害児のいるユニバーサル育児な毎日

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2008年03月25日
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カテゴリ:ユニ育情報
昨日行ってきました
「ユニバーサル社会の実現を目指すシンポジウム」。
このシンポジウムの内容を、
少しブログに書いてみたいと思います。
(同時通訳の翻訳のため、意味が多少ズレていましたら申し訳ございません)

【第一部】基調講演

 ダイナー・コーエン 米国防総省CAP
(電子調整プログラム・Computer/Electronic Accommodatjons Program) 理事長



ご自身もチャレンジド(障害者)でありながら、
アメリカの国防省に勤務されているダイナー・コーエンさん。
「なんで、ペンタゴン(国防総省)に障害者の人が勤務しているの?」
という疑問を抱く人も多いかもしれませんが、
実は、このペンタゴンこそ!!
国防のために開発された最先端技術をうまく活用し、
チャレンジド(障害者)が働けるように、コンピューターの技術が
多数開発されているという場所。
このシンポジウムでも、「OPEN」「http・・・」という風に、
言葉だけでパソコンの操作をすべて行っているチャレンジドの仕事風景が
映像として紹介されていました。

なぜ、ペンタゴンはチャレンジドにそんなに優しい場所なのか?

シンポジウムのダイナー・コーエンさんの言葉によると、
「すべての人が誇りを持って生きられることこそ、国防の1歩」とありました。
戦争によって、中途障害者となる兵士がたくさんいます。
ペンタゴンは、そういう人たちが負傷し、障害者となったから退職金を払う・・・
という考え方ではなく。
「技術と設備を整備することで、優秀な人たちの能力を活かす」という発想。
しかも、技術を整備することで、より長い間働くができる上に
退職金を支払う以上に安い価格で、優秀な能力を生かすことができるというメリットも。
雇用のライフサイクルも維持継続できる上に、優秀な人は昇進もさせることができる。
テクノロジーの整備は、本当にすばらしいことであるということを伝えていました。

体の機能を失ったとしても、社会とつながるために仕事をする。
それは人間として当たり前のことなのだということが、私にもよく理解できました。

===

また、ユニーバサル社会という事例については
スポーツバーと野球場を例としてあげていました野球ボール


スポーツバーに行けば、字幕で試合の様子がわかるのと同じ。
別に、健常者の役に立つために字幕をつけているわけではありません。
健常者と呼ばれる人も、音が聞こえない場合は字幕を見ればわかりますよね?
また、ADA法(Americans with Disabilities Act of 1990)が制定され、
野球場をバリアフリーにすることで、多くの車イスの人たちも来場できるようになったように。
障害者のために何ができるか?という発想ではなく
みんなが楽しめるために・・という発想。
法律も後押ししているけれど、そういったことが重要なのだということも
シンポジウムで取り上げていました。

===

現在ペンタゴンでは、障害を持つ大学生のための、
新人募集プログラムを毎年実施しています。
なんと年間350人を受け入れ!!
若い人たち・若い大学生を雇って仕事をしてもらうものです。
ダイナーさんいわく・・・
「彼らは本当に優秀な人たちばかり」。
チャレンジドに対してマイナスなイメージを持つ人たちこそ、
まずは彼らの働き振りをとにかく見てもらいたい・・と、強く主張していました。

しかも、障害者は問題解決に長けているとも。
「AがうまくいかなければB,それでだめならC」。
そんな風に、次々と問題解決するための代替案を提示することで
問題を乗り越えていく能力があるからこそ、
「ペンタゴンで、その能力を発揮してほしい」と伝えています。

ちなみに、第二部で参加された石破防衛大臣も
「日本の防衛庁には、確かに障害者も勤務していますが
ペンタゴンのような発想はまったくありません」
と、モソモソと話していたように
まだまだ、人間の尊厳という部分の発想に対しては、アメリカのほうが
数段先を行っているような気がしています。


私たちには大きなチャンスを持っています。
技術を整備することで、社会を変えていくことができます。



最後にあったダイナーさんの力強い言葉は、ユニバーサル社会に向けて
産声を上げようとしている日本に、エールを送っているようにも見えました。


ダイナー・コーエンさんの仕事については、
こちらにも詳しく書いてありますのでご覧ください。

ラッキーウーマン

(つづく)

★今日もお読みいただき、ありがとうございました






最終更新日  2008年03月25日 23時20分21秒
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