ホワイトホール。
わっかんね。ってことなので。もう少し理解を深めた分、ちょっと説明しなおします。さてはて。これから説明しなおす理論はスティーヴン・ウィリアム・ホーキング(1942~)のホーキング輻射という現象です。これは予測であり、実際に確認された現象ではないということを考慮ください。さて。彼の理論を大雑把に説明いたしますと。『ブラックホールから粒子が飛び出す現象がある』すなわちこれがホワイトホールと区別がつかない状態ととれるわけです。この現象はブラックホールの蒸発という現象の一貫であり、この粒子が飛び出すことによって放射された熱量、エネルギーの減少により有限宇宙であれば最終的に全てのブラックホールは蒸発するであろうと推測されています。さて、この粒子が飛び出す現象ですが、原因に『対消滅』という現象が絡みます。(詳しくは27日の日記及び気が向けばwikipediaをお勧めします)ここでは簡潔に、『対応する二粒子(原子と陽子等)が互いに引き寄せあい、エネルギーと別の粒子に変化する現象』とでも理解しておいてください。ここで重要なのは、『反粒子(もう一つの粒子)の動きは 粒子が時間軸を遡る動きと同値』ということです。ものすごくわかりづらいことですが、すなわち、『Aがtという時間で+pだけ移動する動きは、 Bがtという時間で-pだけ移動する動きにおいて、 tという時間だけ遡って+pだけ移動することと同値』ということです。簡潔に言えば、Aがする動きを同じ時間だけまきもどした動きがBの動きと同じ、とそんなイメージです。この対消滅という現象がブラックホールの地表面付近で発生しようとする場合(実際にはしません)すなわち、下図のように分布する場合。○ , .○をブラックホール、,を粒子A、.を粒子B(反粒子)と見てください。対消滅に移行する場合ここで引き寄せあいますが、ここでブラックホールによる重力を受け、,(粒子A)が引き寄せられたとします。○, .すると、上記法則により、粒子Bは粒子Aの巻き戻された動きをするので遠くへ飛ばされます。◎ .このように地表下に粒子Aが取り込まれました。(wikipediaによる説明がないので一部僕の予測ですが)ここで反粒子Bはブラックホールによる影響を受けます。◎ .すると、この時点で反粒子Bの動きは粒子Aの巻き戻された動きを示すといえるので、引き寄せられた反粒子Bと逆の動きを粒子Aはすることになります。よって、地表面まで粒子Aが時間軸を遡って戻ってくる。○, .すると、地表面をでた後は粒子Aは時間軸を下りながら飛び出すように見えると。この際、熱を受けた粒子が放出されることにより(熱放射)ブラックホールが光って見えるということです。(ただし、ブラックホールの質量に反比例するため、恒星程度のサイズになると極わずかとなる)つまり、これがホワイトホールだって、わけですね。ある意味、存在は否定されたわけです。元々、ワームホールのような存在であるとはSFぐらいでしか書いてなかったらしいですが。――わかりました?(´Д`;どうしようかな、超平面理論。こんなん非じゃないorz