エコごはん・・・。
いま思うと笑っちゃうくらい、どうでもよい、ちっちゃい夢がありました。それは・・・『濃いカルピスが飲みたい』『永谷園のお茶づけ海苔を、ひとりで一袋つかいたい』・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小五郎は大のごはん党です。パンはめったに食べません。震災の直後、米びつに残っていた米は、約一週間分。しかし、それに気付いたとき・・・スーパーにお米は無かった。家でごはんを食べるときは、だいたい茶碗二杯が普通でしたから、近々底をつくのは明白。『お米が買えるまで、一杯に控えよう・・・!』それを実践し始めて、一週間が経ちました。はじめは、おかずに対してやはりごはんが足りない・・・!そこで小五郎、考えました。『おかずも少なくすればいいじゃんか!』(←単純)その分、生野菜を増やしましたが、いわゆる“腹八分目”というやつです。全体の量が減ったので、ゆっくりと、よく噛んで・・・すると、食べ終わったときの満足感は、以前とほとんど変わらず!いや、それどころか・・・お腹一杯食べたあとは、苦しくてしばらく動く気が起こらなかったのに・・・食後の膨満感もなく、すぐ動ける軽快な感じ!『凄いぞ!腹八分目!』ダイエット記事などで、もれなく目にする内容・・・「食事は腹八分目。ゆっくり、よく噛んで食べること」頭では分かっちゃいるが、これがむずかしいんだよね~!豚肉の生姜焼きなんざ作った日にゃ、肉ひと口に対し、口いっぱいにごはんを頬張らないと気がすまない。一枚目の肉はノーマルで。二枚目は、ちょいマヨつけ。三枚目はマヨ&七味!ゆっくり食べるなんてムリだったのだ~!あと、ゆっくりだと噛んでるあいだは手が空いてるでしょ?アジのひらきとか、隅々まで残さずに食べるようになりました(笑)こうなってくると“モッタイナイ精神?”がムクムクと沸いてきて・・・キャベツやレタスなど、なるべく捨てる部分を少なくするように・・・キャベツの芯に近い部分は、生だとツラいけど煮込んで野菜スープにすれば食べられるし・・・といっても、毎日料理を作る主婦からすれば「何を今さら…」ってなコトでしょうがね?ただ、確実にゴミの量は減ると思います。ゴミの収集車は当然ガソリンで走るし、ゴミのプレス機械は電気で動く。ほんの些細な量かもしれないけど、エコにつながると思います。エコといえば、普段利用する私鉄電車が昼間は電気を消してます。でも普通に新聞が読めます。車内の暖房が切られているので、少し寒いです。そりゃ外が寒いのだから当たり前。駅構内も、大型の商業施設も、コンビニも、照明を落としています。でも、なんら不便は感じません。逆に、今までどんだけ明るかったのよ!って思いますよね~?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・子どもの頃・・・「お米は、お百姓さんが一生懸命つくってくれたんだよ。だから残したらバチがあたるよ!」って、おばあちゃんに言われました。母親がいれてくれるカルピスは、美味しいんだけど、いつも薄かった。お茶漬け海苔は、弟とふたりでひと袋でした(笑)夏は暑いもの。冬は寒いものでした。現代は・・・四季に逆らうように、無理やり冷やしたり、暖めたり…大量の電力をつかって。豊かになりすぎたニッポン。今からでも遅くはない。いやむしろ今からこそ!一人ひとりが考え、できることからちょっとづつでも・・・ちいさなパワーが集結すれば、この国の未来はきっと・・・。