It talks about the charm of the woman.

2014/02/14(金)02:48

優しい男と優しそうな男

先日読んだ本の中に、こんな一節がありました。 以下・・・ -優しい人より優しそうな人がモテる理由- 若い女性と雑談している中で 「優しい男性と、優しそうな男性なら、優しそうな男性の方が魅力的だと思います」 という発言が出てきて驚いた。 まさかと思って何人かの女性に聞いてみたが、 ほとんどの女性が「優しい男性より優しそうな男性」が良いという。なぜだ? 「優しい男性は、もう優しいのが分かりきってしまって心が動かない」 と彼女らは口を揃える。そして、「優しそうな男性に対しては、(本当に優しいのか)を自分で見つけだす楽しみがある」「全面的にやさしくある必要はない。優しそうな雰囲気の裏側の顔を楽しみたい」など、〈優しいと分かりきっていない相手だからこその魅力探し〉にこそ心を動かされるという答えを得たのだ。 よくよく考えると大して意外でもないのかもしれない。というのも特に 恋愛の場合、「心がどう感じるか?」が大きなポイントとなるからだ。 整然とした店より「激安ジャングル」のドン・キホーテにより大きく心が 動くのと同じで、「分かり切った優しさ」より「優しそうに見えるけど 本当はどうなのかわからない」相手に「ドキドキ」してしまうのだろう。 これはエントロピー(乱雑さ)の大きさと関係している。 もちろん、彼女らの中には前提として「優しそうな男性は、実際そこそこの優しさを持っているに違いない」という思い込みは存在するだろう。 あくまで恋愛の入り口のドキドキ感の問題であるが「心がどう感じるか」 という、感性に関する問題の複雑さと興味深さが、ここからも推し量れる。 以上。 『売れる商品は感性工学がある』 椎塚久雄著 KKベストセラーズ より引用。 ・・・・・・・・・・・・・・・ ひと昔前に「いいひと」はモテない。という説がありましたね? そういうタイトルのドラマもありましたっけ。 見るからにいい人すぎて、ドキドキしない・・・っていう。 それと同じような感覚なんでしょうか?女性にとっては。 でも、若い女性タレントさんが「どんな男性が好み?」って聞かれると、 だいたいが「優しい人」や「優しくしてくれる人」って答えますよね? なんか矛盾してない?? 小説やドラマの世界では、男性経験の少ない純粋な女性ほど、どうしようもない男にハマっていってしまう・・・っていう定番のストーリーがあります。 いやいや、現実社会でもありますよね? 育ちの良いお嬢さんなのに、ロクでもない男に惹かれ、暴力を受けても別れられず金を貢ぎ・・・「それでも彼が好き。捨てられたくなかった」・・・と。 結局、「裏表のない分かりやすい男」よりも「この人の本性は一体何?私の知らないところで何をしているのかしら?」 っていう、ある種の『ミステリアスな部分』がないとトキめかない…ってコトなのでしょうか? ・・・・・・・・・・・・・・・ 『男の優しさ』って、年齢とともに身体の奥底に引っ込んでいくモノ…って気がします。 たとえば、20歳代だったら家まで送ってあげたり、重い荷物を持ってあげたり… そういう表面的な、目に見える行為が優しさだと思ってた時期はありましたね。 例えにだして悪いけど、えなりかずき君…的な。 年齢を重ねると、普段はあまり笑顔を見せず、部下には厳しいのに、残業で疲れてる女子社員にボソっと… 「あんまり無理するなよ」 なんて声をかける佐藤浩市さんみたいに~(笑) モロ、CMのイメージだな。 僕自身が言われるとしたら… 「小五郎さんって、優しそうに見えるけど…ホントは…」 なんてカンジだと嬉しいかも~(笑) 『優しさ』の定義も、人それぞれですよね? 深いです。

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