冷え性とツボ療法
ナノテクノロジー、ライフサイエンス、構造体などの技術情報提供サイト女の人の悩みの大きなもののひとつに手足の先の冷えがあります。夏場、額に汗が流れているのに、手足が冷たくてという人が結構たくさんいますね。それも女性に多い症状なのが特徴的でしょう。東洋医学で言うと、冷えは、肝経(かんけい)と腎経(じんけい)という特定の経絡に気血の停滞があって起こるとされています。だから、治療の際には、この2つの経絡に属しているツボに対して中心的に治療します。腎経については、足ツボの湧泉(ゆうせん)と太けい、肝経では、足ツボの太衝(たいしょう)というツボを刺激することになります。さらに足の三陰交(さんいんこう)も効果のあるツボです。足ツボの他には、おなかの中かん、背中の肝愈(かんゆう)もあり、こちらは補助的な効果があるものです。反対に、ほてりの症状を訴える人もたくさんいます。冷え性とほてりの両方のあるという人もいます。全く逆の症状のようですが、冷え性とほてりはどちらも共通して血液のスムーズな循環ができていないことが原因です。ほてりの場合は、刺激するのは同様のツボです。足ツボを丹念に指圧するほか、しょうが灸を毎日するのも効果があるといわれています。冷え性を解消するため、日常の生活でも足をよく動かすように。足首を回したり、青竹を踏んだりすれば、足裏全体の足ツボをまんべんなく刺激することができます。