小春日和の朝

2007/09/18(火)07:12

五木村を訪ねて

五木村(6)

  8月19日に出かけた子守唄の古里「五木村」です。     真ん中に見える白い建物は頭地(とうぢ)資料館「やませみ」です。大きい川が川辺川       五木中学校全景。川辺川ダムの建設が予定されているが、建設されれば水没する中学校。水没予定地にはこのほかに消防署が残っていた。      何十年前かに作られたであろう五木中学校前バス停の標識。こここから中学校までは急な下り坂を下りていかなければならない。このバス停は新しく作られた水没しない道路に上がってきたと思った。                   新築移転工事中の五木中学校    この下流の相良村に川辺川ダムの建設が予定されている。  正面が五木村の中心地であった頭地地区。右手上の方の高台に移転地がある。       橋の向こうの建物はチッソ(株)の発電所跡        水没予定地に下りてみた。永遠に点燈することがない街灯。       水没すると思われる中学校方面へ向かう旧道の側壁に描かれた五木の子守唄の楽譜。これも沈むことになるのだろうか。       今回の五木村への旅は、自分の目で見て自然と開発(ダム建設)についていろいろと考えさせられた。五木村は高い山々を源にした清流「川辺川」を見下ろす高台に移転していた。 先日の新聞によれば来年度はダム本体の工事予算の概算要求を見送ると掲載されていた。建設推進、中止といろいろと論議されているようだが、私、個人としては清流「川辺川」を後世に残して欲しいと思っている。

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