ペットは家族?
昨年の大晦日に出頭したオウム真理教の平田被告。そして、引き続き自首した斎藤被告。彼らにはペットとして飼っていたウサギがいた。平田被告が出頭した切っ掛けは、ペットのウサギが亡くなったから。 同居していたマンションではウサギの「月丸」を飼い、2人は互いに「パパ」「ママ」と呼び合っていたが、卯年の昨年8月に死んだ。3カ月後、平田被告は「年内に出頭する」と告げた。(MSN産経ニュースより) 平田被告と斎藤被告の罪状とは関係ないが、二人は事実上の夫婦であり婚姻届を出したいとも語っていた。でも、逃亡している身に結婚も、ましてや子供を産み育てる事も出来ない。 ペットが子供と同じ状態になってしまう事は、無理からぬと思う。 我が家も、夫婦それぞれ別に子供が居るが、同居している訳でもなく、同居できる訳でもない。家内の息子は中国に、三人いる私の子供はそれぞれ独立して遠くで生活しているし、彼らの母親と離婚して他の女性と結婚した父親を、どんな理由があるにせよ、心から許せる訳ではない。 私達夫婦はこのまま二人で老後を暮らして行かなければならない。 ひょんな事から我が家に入り込んでしまった『苗苗(miaomiao、ミャオミャオ)』生後6カ月を過ぎた。我が家に来た当時は、手の平に乗っていたのに、もう5倍も6倍もの大きさに育った。 平田被告と斎藤被告がそれぞれを『パパ・ママ』と呼び合ってウサギを可愛がっていた気持ちが良く分かる。 我が家でも、この子が来た当初、『私は猫ではありません』と言っていたのだが、今では、この子が話題に入る時は自分の事を『ママ』と言うし、私の事を『パパ』または『お父さん』と呼ぶ。今や、我が子と同じである。 今朝もちょっと喧嘩になりかけたが、この子の話題に入ってしまうと喧嘩にもならない。 本当に子供でもあるし、我々夫婦のショックアブソーバーになってくれている。