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テーマ:車・カー用品について(178)
カテゴリ:車の消耗品
こんにちは
チェンジニアのko-heiです 皆さま、ご自身の愛車は、しっかりとメンテナンスしていますか 自動車をお持ちの方は、必ず「車検」をしているかと思います。 あれは正式名称を「継続検査」といって、今現在、道路運送車両法の保安基準に適合しているかをチェックする為の検査なんですね ※道路運送車両法とは、自動車が公道を走る時に守らないといけない法律の事です つまり、車検というのは、チェックであって、整備ではないんですね 自動車販売店の車検は高いなんて聞いたことある人も多いかと思います あれは、車検にプラスして、次の点検まで安全に走行できるよう、必要な「整備」を実施しているからなんです そのメンテナンスにおいて、よく整備される項目の中に、「エンジンオイル」があります 今回は、そのエンジンオイルにフォーカスして、お話しますね Mobil1 モービル1 エンジンオイルMobil SN 0W-40 / 0W40 4L缶(4リットル缶)送料60サイズ 1.エンジンオイルの役割を解説 2.エンジンオイルは定期交換油脂だった 3.厳しい使い方は交換時期を短くする 4.交換しない場合に発生が予想される不具合 5.まとめ 1.エンジンオイルの役割を解説 エンジンオイルは、高速回転するエンジン内部を潤滑し、金属同士の摩擦、摩耗を防止する事が主な役割です でもそれだけだと、オイルが入っていればそれでOKって思う人も多いのではないでしょうか それ、かなり危険なんです 実はエンジンオイルには主に6つの役割が存在しています ①潤滑作用 こちらは一番イメージしやすいですよね 文字通り、エンジン各部に油膜をはり、摺動部の摩擦、摩耗を防止します。 ②冷却作用 エンジン内部は、燃焼により高温になります その熱を冷却する役割があります。 ③清浄分散作用 エンジン内部の汚れや摩耗粉を、オイル中に浮遊させる役割です。 これにより、過度な摩耗を防止しています ④密封作用 燃焼する時の圧力を逃がさないように、油膜を形成する役割です。 ⑤防錆作用 金属表面をオイルで包み込み、錆の発生を防ぎます。 ⑥酸化中和作用 燃焼時に生成される酸性のガスを中和させる事で、金属の腐食を防止します。 どうですか ただのオイルかと思いきや、様々な作用があるんです 2.エンジンオイルは定期交換油脂だった 役割が分かったところで、先ほどの疑問に戻ります なぜ、交換が必要なのでしょう 実はエンジンオイルは、その機能を全うする為に、様々な添加剤が加えられています そしてその添加剤は、使用によって徐々に減っていくのです 更に、清浄分散作用の効果で浮遊した汚れや金属粉がオイル中に溜まっていく為、オイルがドロドロしてきます 結果として交換が必要なわけです そして、交換のタイミングにも押さえておきたいポイントがあります それは、汚れ具合は見た目で分かっても、添加剤の保有量は見た目では分からないという事です つまり、いかなプロのエンジニアだとしても、オイルの的確な交換時期を測る事ができないのです その結果、エンジンオイルは「定期交換油脂」といって、定期的に一定のルールに則って、交換が必要な物として扱われています ※トヨタ車の場合、エンジンオイルの交換時期は「1年もしくは15000km走行のどちらか早い方」と指定しています (一部例外車あり) 3.厳しい使い方は交換時期を短くする エンジンオイルは定期交換油脂だという事は、全ての車で共通している事です しかし、全ての「お客さま」に共通しているとは限りません なぜならその使用用途は、多種多様だからです 高速バスのように長距離を一定速で走行するような使われ方もあれば、数キロ先のスーパーへ行く時にしか使わない。なんて使われ方もありますよね では、エンジンにとって、もっと言うと、エンジンオイルにとって厳しい使われ方とは、どういう場合でしょう 結果から言うと、短距離走行の繰り返しや、高出力を要する、登坂路(山道走行)、悪路走行が多いような使い方の場合は、交換時期が短くなります 自分の使い方を知り、厳しい使い方に該当するのか確認してみましょう ※自動車販売店では、お客様の使い方を推し量れない事を想定して、自動車メーカーが指定する、定期交換時期よりも短いスパンでの交換をオススメしている事が多いです 4.交換しない場合に発生が予想される不具合 最後に、交換しなかった場合のトラブルを3つ、ご紹介します ①燃費が悪くなる まずこれが最初に発生します エンジン各部を潤滑している、オイルがドロドロになる事で、摩擦抵抗が増加し、燃費が悪化します ②エンジン異音が聞こえ始める さらに症状が進んでくると、エンジンオイルの油膜が枯渇しはじめる為、金属通しが接触し、異音が聞こえ始めます ③エンジンの焼き付き エンジンオイルが枯渇し、行き着く最悪の事態は、金属通しが接触し、摩擦熱により、ピストンが溶け、固着する「焼き付き」が起こる事です エンジンの焼き付きがおきると、エンジンを載せ替えるしか方法はありません 修理代だけでも数十万円以上かかります 5.まとめ いかがでしたか たかがエンジンオイルですが、定期的なメンテナンスを怠ると、エンジンを故障させる原因になります ご自身の使用状況を確認し、的確なタイミングで交換をお願いします ちなみに、オイルも安いものから、高価なものまでさまざまあります これは、中に含まれる添加剤や、鉱物油や合成油といった違いがあります 高価なオイルはそれに見合ったパフォーマンスを発揮し、時には燃費にも大きな好影響を与えてくれるので、是非とも検討してみてください エンジンオイルの種類など、今後も情報をお伝えしていきます 今日はこの辺で それではまた ko-heiでした お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.09.16 16:41:09
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