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チェンジニアko-heiの雑学講座&カー用品紹介ブログ

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2020.09.28
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カテゴリ:車の燃費
こんにちは!

チェンジニアのko-heiです!!

皆さん、自動車の燃費って気になりますよね?

一昔前は、自動車は走ってなんぼの世界!

いかに格好よく、いかに出力を上げるか、という時代が確かにありました。

しかし時代は変わり、昨今では、いかに経済的か、いかに静寂か、いかに安全か、、、

などなど、使い方のニーズが様変わりしています。

自動車のカタログでは、エンジンの性能や特徴はどんどん削られ、今ではほんの少ししか、記載されていません。

逆に、安全装置、先進技術はいたるところに記載されています。

そんな中でも、燃費に関しては、ドン!と数値が記載されていますよね。

こんな燃費が良いのであれば!と車を購入したものの、思ったほど燃費が伸びない。

なんで!?

このように思う方も多いはず!

そこで今回は、カタログに記載されている燃費数値のカラクリや、実際の走行において、いかに燃費を良くするかについて、ご紹介していきます。

それでは、どうぞ!!

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1.その数値は出せない!?カタログ燃費の仕組み
2.燃費測定方法による数値の違いを解説
3.燃費の良い走り方
4.まとめ



1.その数値は出せない!?カタログ燃費の仕組み

そもそもカタログ値とはどのように表示しているのでしょうか?

各メーカーによって、測定方法が異なると、ユーザーとして判断基準が難しくなると思いませんか?

例えばトヨタの燃費測定が、街乗り走行を10キロメール走った時の値をカタログ値に載せたとします。

ホンダは高速道路を10キロメートル一定で走行した時の値を、カタログ値に載せたらどうなるでしょう。

おそらく、燃費が良い車を検討しているユーザーは、ホンダ車を検討されると思います。

つまり、測定方法を統一しないと、各メーカーによって差が出てしまい、正しい判断ができなくなるのです。

今現在、その測定方法はしっかりと定められています。

その測定方法通りに、車を走らせた時の数値が、カタログ値として掲載されるのです。

そして当然の事ですが、私たちはユーザーは、この測定方法通りの走行なんて、しませんよね?

だから、カタログ値の燃費をたたき出す事ができないんです。

問題なのは、測定方法です。

次は、燃費測定方法の種類をご紹介します。


2.燃費測定方法による数値の違いを解説

燃費測定方法が決まっている事はお話ししました。

では、その種類がある事はご存知でしょうか?

実は日本には、大きく分けて2つの燃費計測方法があります。

①10・15モード

テン・フィフティーンモードは、日本で使われていた自動車の燃費測定方法です。

この測定モードは、市街地や郊外、高速走行などなど、15の走行パターン(10パターンから増えた)で燃費を測定し、その値を出すというものでした。

ちなみにこの測定方法は、2011年に新測定に切り替わっており、今ではこの測定方法で表示しておりません。

この測定方法ですが、実はシャシダイナモという機械上で行う試験で、実走行ではないんです。

しかも、完全暖気状態(エンジンが温まった状態)でエアコンはOFF状態など、かなり実際の走行とは乖離がある測定方法だったんです。

自動車メーカーにとっては、数値を大きく掲載しやすいという、メーカー有利な測定方法なんです。

②JC08モード





ジェイシーゼロハチモードは、現在でも使われている、燃費測定方法です。

10・15モードは、実走行との値にかなりの違いがあり、ユーザーからの批判が多く寄せられていました。

そこで、新たに登場したのがこのモードです。

測定方法ですが、10・15モードをより実走行に近づけた内容となっています。

完全暖気状態だけではなく、冷間状態(エンジンが冷たい状態)も25パーセント取り入れ、最高速度も引き上げたりと、10・15モードをより厳しい状態でテストしたような内容です。

ただし、シャシダイナモ上で測定する事は変わらず、まだまだ実走行とはかけ離れた内容となっています。

10・15モードと比較すると、約10パーセントほど数値が低くなる傾向にあります。

以上の2つは日本独自の測定方法です。

しかし現在社会はもっとグローバル!

つい最近、新しい燃費測定方法が日本で始まりました。

その名も、「WLTCモード

略さずに記載すると、、、

Worldwide harmonized Light vehicles Test Cycle

ワールド、つまり世界共通の国際的な試験方法です。

JC08モードと比べると、平均速度や最高速度がさらに上がっています。

また積載重量を増やし、走行距離を伸ばし、冷間状態の比率を上げたりと、かなり実走行に近づけています。

そして最大の特徴が、測定するモードが3つある、という事です。

具体的には、
・市街地モード
・郊外モード
・高速道路モード






このように使用状況に合わせて、燃費表示を変えている為、より実燃費に使づいたカタログ値となっています。

そしてこのWLTCモードでの燃費表示は平成30年から施工され、2021年には、JC08モードが廃止になるそうです。

完全移行となれば、長きに渡った実燃費との差に終止符が打たれるかもしれませんね。

とは言っても、WLTCモードも走行パターンに当てはめた走行には変わりありません。

全員がカタログ値通りにいかない事は、ご理解くださいね。


3.燃費の良い走り方

最後に、少しでも燃費を良くする方法を4つご紹介します。

①急発進を避ける

アクセルペダルを大きく踏み込むと、それだけ出力を出そうと、大量の燃料を消費します。

加速するときは、急発進を避け、緩やかに加速するようにしましょう。

特に最近のクルマでは、アクセルの踏み加減が、エコなのかどうかが分かる、エコアクセルガイドなども付いている場合がある為、参考にすると良いでしょう。





②急ブレーキを避ける

減速時は、アクセルを放して減速する、いわゆるエンジンブレーキを多用しましょう。

エンジンブレーキ中は、フューエルカットといって燃料を噴射していない状態となる為、燃費が良くなります。

急ブレーキの場合、減速度合いが大きすぎ、フューエルカットを実施しない、もしくは実施期間が短くなります。

③タイヤの空気圧はこまめに調節

メンテナンス不良による燃費悪化の原因で、大きな要因となるのがタイヤの空気圧不足です。

タイヤはゴムでできているため、使用とともに徐々に空気圧が減っていきます。

風船を思い浮かべてください。

風船を膨らませても、そのうち萎んでいきますよね?

ゴムは空気をわずかに通すからなんです!

タイヤの空気圧は、1か月で約10kPa程度減少していきます。

通常、タイヤの空気圧は200kPaほど。

1年に1度の点検だけの方は、かなり空気圧が低い状態の可能性があります。

燃費だけでなく、タイヤにも悪影響を及ぼしますので、定期的に空気圧のチェックをしてください。

  タイヤについてはこちらから

④エアコンは控えめに

エアコンの使用に伴い、回転数を上げる必要があったりと、燃費に関してはマイナスに作用する事が多いです。

温度を下げすぎない事や、エコモードに切り替えるなど必要に応じて、実施してみてください。


4.まとめ

いかがでしたか?

なぜカタログ通りにいかないのか分かっていただけたでしょうか?

皆さんの愛車は果たして、どのモードで測定されたものなのか、それが分かると、本来の数値との差にも納得がいくかもしれませんね。

そして、今から車の購入を検討している方は、しっかりとカタログを眺めてください。

JC08モード もしくは WLTCモード

どちらかの記述がされています。

各モードの違いを理解し、上手に車購入をしてください。

そしてどんな車であれ、急発進、急ブレーキ、といった急な運転や、メンテナンス不良は燃費の悪化を招きます。

皆さん、安全運転、確実な整備を心がけましょうね。

  メンテナンスによる燃費悪化は、こちらでも解説しています



車に関する素朴な疑問、質問も随時、受け付けております。

内容次第では、記事にて詳しく紹介させていただきます。


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それでは、今回はこの辺で!

ko-heiでした!!





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最終更新日  2020.10.12 12:04:23
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