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テーマ:車に関するお話(10085)
カテゴリ:車の燃費
こんにちは!
チェンジニアのko-heiです!! 皆さん、自動車の燃費って気になりますよね? 一昔前は、自動車は走ってなんぼの世界! いかに格好よく、いかに出力を上げるか、という時代が確かにありました。 しかし時代は変わり、昨今では、いかに経済的か、いかに静寂か、いかに安全か、、、 などなど、使い方のニーズが様変わりしています。 自動車のカタログでは、エンジンの性能や特徴はどんどん削られ、今ではほんの少ししか、記載されていません。 逆に、安全装置、先進技術はいたるところに記載されています。 そんな中でも、燃費に関しては、ドン!と数値が記載されていますよね。 こんな燃費が良いのであれば!と車を購入したものの、思ったほど燃費が伸びない。 なんで!? このように思う方も多いはず! そこで今回は、カタログに記載されている燃費数値のカラクリや、実際の走行において、いかに燃費を良くするかについて、ご紹介していきます。 それでは、どうぞ!! 【175/65R15 84S】トーヨータイヤ トーヨー SD-7 サマータイヤ単品1本 | タイヤ サマータイヤ 夏タイヤ 夏用 ノーマルタイヤ タイヤ単品 toyo 低燃費タイヤ カー用品 車用品 自動車 部品 タイヤ交換 15インチ|オートバックスグループ 1.その数値は出せない!?カタログ燃費の仕組み 2.燃費測定方法による数値の違いを解説 3.燃費の良い走り方 4.まとめ 1.その数値は出せない!?カタログ燃費の仕組み そもそもカタログ値とはどのように表示しているのでしょうか? 各メーカーによって、測定方法が異なると、ユーザーとして判断基準が難しくなると思いませんか? 例えばトヨタの燃費測定が、街乗り走行を10キロメール走った時の値をカタログ値に載せたとします。 ホンダは高速道路を10キロメートル一定で走行した時の値を、カタログ値に載せたらどうなるでしょう。 おそらく、燃費が良い車を検討しているユーザーは、ホンダ車を検討されると思います。 つまり、測定方法を統一しないと、各メーカーによって差が出てしまい、正しい判断ができなくなるのです。 今現在、その測定方法はしっかりと定められています。 その測定方法通りに、車を走らせた時の数値が、カタログ値として掲載されるのです。 そして当然の事ですが、私たちはユーザーは、この測定方法通りの走行なんて、しませんよね? だから、カタログ値の燃費をたたき出す事ができないんです。 問題なのは、測定方法です。 次は、燃費測定方法の種類をご紹介します。 2.燃費測定方法による数値の違いを解説 燃費測定方法が決まっている事はお話ししました。 では、その種類がある事はご存知でしょうか? 実は日本には、大きく分けて2つの燃費計測方法があります。 ①10・15モード テン・フィフティーンモードは、日本で使われていた自動車の燃費測定方法です。 この測定モードは、市街地や郊外、高速走行などなど、15の走行パターン(10パターンから増えた)で燃費を測定し、その値を出すというものでした。 ちなみにこの測定方法は、2011年に新測定に切り替わっており、今ではこの測定方法で表示しておりません。 この測定方法ですが、実はシャシダイナモという機械上で行う試験で、実走行ではないんです。 しかも、完全暖気状態(エンジンが温まった状態)でエアコンはOFF状態など、かなり実際の走行とは乖離がある測定方法だったんです。 自動車メーカーにとっては、数値を大きく掲載しやすいという、メーカー有利な測定方法なんです。 ②JC08モード ジェイシーゼロハチモードは、現在でも使われている、燃費測定方法です。 10・15モードは、実走行との値にかなりの違いがあり、ユーザーからの批判が多く寄せられていました。 そこで、新たに登場したのがこのモードです。 測定方法ですが、10・15モードをより実走行に近づけた内容となっています。 完全暖気状態だけではなく、冷間状態(エンジンが冷たい状態)も25パーセント取り入れ、最高速度も引き上げたりと、10・15モードをより厳しい状態でテストしたような内容です。 ただし、シャシダイナモ上で測定する事は変わらず、まだまだ実走行とはかけ離れた内容となっています。 10・15モードと比較すると、約10パーセントほど数値が低くなる傾向にあります。 以上の2つは日本独自の測定方法です。 しかし現在社会はもっとグローバル! つい最近、新しい燃費測定方法が日本で始まりました。 その名も、「WLTCモード」 略さずに記載すると、、、 Worldwide harmonized Light vehicles Test Cycle ワールド、つまり世界共通の国際的な試験方法です。 JC08モードと比べると、平均速度や最高速度がさらに上がっています。 また積載重量を増やし、走行距離を伸ばし、冷間状態の比率を上げたりと、かなり実走行に近づけています。 そして最大の特徴が、測定するモードが3つある、という事です。 具体的には、 ・市街地モード ・郊外モード ・高速道路モード このように使用状況に合わせて、燃費表示を変えている為、より実燃費に使づいたカタログ値となっています。 そしてこのWLTCモードでの燃費表示は平成30年から施工され、2021年には、JC08モードが廃止になるそうです。 完全移行となれば、長きに渡った実燃費との差に終止符が打たれるかもしれませんね。 とは言っても、WLTCモードも走行パターンに当てはめた走行には変わりありません。 全員がカタログ値通りにいかない事は、ご理解くださいね。 3.燃費の良い走り方 最後に、少しでも燃費を良くする方法を4つご紹介します。 ①急発進を避ける アクセルペダルを大きく踏み込むと、それだけ出力を出そうと、大量の燃料を消費します。 加速するときは、急発進を避け、緩やかに加速するようにしましょう。 特に最近のクルマでは、アクセルの踏み加減が、エコなのかどうかが分かる、エコアクセルガイドなども付いている場合がある為、参考にすると良いでしょう。 ②急ブレーキを避ける 減速時は、アクセルを放して減速する、いわゆるエンジンブレーキを多用しましょう。 エンジンブレーキ中は、フューエルカットといって燃料を噴射していない状態となる為、燃費が良くなります。 急ブレーキの場合、減速度合いが大きすぎ、フューエルカットを実施しない、もしくは実施期間が短くなります。 ③タイヤの空気圧はこまめに調節 メンテナンス不良による燃費悪化の原因で、大きな要因となるのがタイヤの空気圧不足です。 タイヤはゴムでできているため、使用とともに徐々に空気圧が減っていきます。 風船を思い浮かべてください。 風船を膨らませても、そのうち萎んでいきますよね? ゴムは空気をわずかに通すからなんです! タイヤの空気圧は、1か月で約10kPa程度減少していきます。 通常、タイヤの空気圧は200kPaほど。 1年に1度の点検だけの方は、かなり空気圧が低い状態の可能性があります。 燃費だけでなく、タイヤにも悪影響を及ぼしますので、定期的に空気圧のチェックをしてください。 タイヤについてはこちらから ④エアコンは控えめに エアコンの使用に伴い、回転数を上げる必要があったりと、燃費に関してはマイナスに作用する事が多いです。 温度を下げすぎない事や、エコモードに切り替えるなど必要に応じて、実施してみてください。 4.まとめ いかがでしたか? なぜカタログ通りにいかないのか分かっていただけたでしょうか? 皆さんの愛車は果たして、どのモードで測定されたものなのか、それが分かると、本来の数値との差にも納得がいくかもしれませんね。 そして、今から車の購入を検討している方は、しっかりとカタログを眺めてください。 JC08モード もしくは WLTCモード どちらかの記述がされています。 各モードの違いを理解し、上手に車購入をしてください。 そしてどんな車であれ、急発進、急ブレーキ、といった急な運転や、メンテナンス不良は燃費の悪化を招きます。 皆さん、安全運転、確実な整備を心がけましょうね。 メンテナンスによる燃費悪化は、こちらでも解説しています 車に関する素朴な疑問、質問も随時、受け付けております。 内容次第では、記事にて詳しく紹介させていただきます。 本日のユニークなカー用品はこちら! 普通に欲しい! ナビレスも最近人気すので、スマホの地図アプリ使用で活躍しそう! それでは、今回はこの辺で! ko-heiでした!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.10.12 12:04:23
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