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テーマ:車のトラブル(23)
カテゴリ:車のトラブル
こんにちは!
チェンジニアのko-heiです!! 皆さん、自動車を使われていて、トラブルに逢った事はありますか? 自動車を走行していると、様々なトラブルが起こる可能性は、ゼロじゃありませんよね? 一番起こってほしくないのは、自動車事故です。万が一、遭遇した時の為に、スムーズに行動できるよう、要点をまとめた記事を執筆していますので、こちらは、是非ご確認ください。 事故に関する記事はこちら そんなトラブルですが、今回は、オーバーヒートに対するお話をします。 そもそもオーバーヒートとは何でしょうか? 概要や原因、オーバーヒートが起きた時の処置をご紹介します。 この2分ほどの記事を確認して頂けると、正しい知識を持って、対応できるようになる!! それでは、どうぞ!! 1.オーバーヒートとは!? 2.オーバーヒートの原因 3.オーバーヒートの際の処置 4.まとめ 1.オーバーヒートとは!? そもそもオーバーヒートとは、いったい何でしょうか? まずこちらを説明する前に、エンジンの役割を確認しましょう。 エンジンについて詳しくはこちら エンジンというのは、燃焼室に、燃料と空気を送り込み、爆発させる事で、出力を取り出しています。 この爆発によるエネルギーを全て、走るという運動に変換できれば良いのですが、実は30パーセント程しか出力に変える事ができないのです。 では残りのエネルギーは、どこに行ったのでしょう? 多くの場合、それらは熱となって、エンジンに留まります。 これが、エンジンが熱くなる原因です。 エンジンが熱くなると、様々なトラブルが起きます。 熱による、溶損(熱によって金属が融ける損傷の事)がその代表例です。 その為、エンジンという部品を、あらゆる手段を使用し冷却するのが、冷却装置です。 最近では、冷却水という水を使用した冷却方法が主流です。 ※昔は、走行風による冷却(空冷式)もありました。 その冷却装置の何らかの不具合により、エンジンが異常な温度に達した状態の事を、オーバーヒートと言います。 つまり、エンジンの放出する熱量に対し、エンジンを冷やす冷却量が足りなくなった場合に、オーバーヒートが起きます。 オーバーヒートが起きると、メーター内の水温計が「H」の方向に振り切れます。 また、エンジンの回転が不安定になり、出力の低下や、エアコンの冷却不良、最悪の場合、ボンネットから水蒸気が吹き出す事もあります。 特に外気温も高くなりがちな、暑い夏の日に発生しやすいです。 2.オーバーヒートの原因 オーバーヒートの原因はつまり、冷却装置が満足な作動をしていない事です。 ただし、その場合の多くは、冷却装置が壊れている事が原因ではありません。 では、一番の原因は何でしょう? それは、冷却水のメンテナンス不良による、冷却系統の損傷です。 直接的な原因は、冷却装置の破損、損傷になどによって、冷却機能の低下や、冷却水の漏れによって、そもそもの冷却水量が不足している事が多いです。 しかし、その原因を作る最大の要因が、メンテナンス不良にあったのです! ユーザーでも実施が必要な日常点検についてはこちら 皆さん、冷却水をちゃんと交換していますか? または、定期的に点検していますか? このオーバーヒートを防ぐ為には、定期的にリザーバータンクの液量の確認や、冷却水の量や、水漏れの有無(地面が濡れていないか)をチェックする事が大切なのです。 3.オーバーヒートの際の処置 では万が一、オーバーヒートが起きた際の処置をご紹介します。 走行中にオーバーヒートが起きた場合は、まずは安全な場所に停車しましょう。 一番やってはいけない事は、走り続ける事!! これをしてしまうと、エンジンが故障します。 安全な場所へ停車した後、ボンネットを開けます。 この時、ボンネットから蒸気が噴出している場合は、無理に開けない方が良いです。 エンジンルームがかなり危険な状態になっています。 蒸気が落ち着いてから、開けるようにしましょう。 この時注意しないといけない事があります。 それは、エンジンを止めるか、止めないかです。 ボンネットを開けると、車両前側に冷却用のファンが取り付けられています。 これが回っていない、もしくは、冷却水が大量に漏れている、リザーバータンク内の液量が残っていない。 このような場合は、直ちにエンジンを停止させます。 その後は、ロードサービスや、販売店へ連絡です。 この状態となると、自立走行は不可能です。無理に走行すると、エンジンが故障します。 目に見える不具合を感じない場合においては、エンジンは止めない事が大切です。 これには理由があり、冷却水がエンジン各部を循環するには、エンジンが回転している事が条件なのです。 オーバーヒートの状態では、エンジンがかなり高温になっていると想定されます。 ここで直ぐにエンジンを止めてしまうと、冷却水が循環しなくなり、高温による、エンジンの破損につながる危険性が高いです。 十分に時間をかけて車を冷やしたら、再度エンジンを始動させます。 エンジンをかけ様子を確認し、異音や異臭、エンジンの振動など伴わない場合は、必要最低限の走行が可能です。 ただし、少しでも不安がある場合には、同じようにロードサービスを利用しましょう。 その後は、早めの相談を、販売店へしてくださいね。 4.まとめ いかがでしたか? 今回は、オーバーヒートに関して解説しました。 オーバーヒートが発生すると、修理範囲が拡大する危険性がありますので、初期の処置が重要になります! 実際に、不具合原因が、数万円の部品だったとしても、発生した時の処置が不十分で、エンジンが破損したケースも非常に多いです。 今回のトラブルは、発生頻度は少ないものの、一度発生すると、多大な修理費用が発生しかねないトラブルです。 オーバーヒートとは何なのか。正しい処置を理解する事で、それを防ぐ事ができます。 そして、その原因の根底にあるのが日頃のメンテナンスです!! 皆さん、しっかりとメンテナンスしていますか!? 良かったらこちらのブログを参考に、正しい知識を身につけてくださいね。 車に関する素朴な疑問、質問も随時、受け付けております。 内容次第では、記事にて詳しく紹介させていただきます。 本日のユニークなカー用品はこちら! カー用品ではないですが、懐かしのロータリーエンジン! それでは、今回はこの辺で! ko-heiでした!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.10.09 18:00:07
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