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チェンジニアko-heiの雑学講座&カー用品紹介ブログ

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2020.10.09
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カテゴリ:車のトラブル
こんにちは!

チェンジニアのko-heiです!!



皆さん、自動車を使われていて、トラブルに逢った事はありますか?

自動車を走行していると、様々なトラブルが起こる可能性は、ゼロじゃありませんよね?

一番起こってほしくないのは、自動車事故です。万が一、遭遇した時の為に、スムーズに行動できるよう、要点をまとめた記事を執筆していますので、こちらは、是非ご確認ください。

  事故に関する記事はこちら

そんなトラブルですが、今回は、オーバーヒートに対するお話をします。

そもそもオーバーヒートとは何でしょうか?

概要や原因、オーバーヒートが起きた時の処置をご紹介します。

この2分ほどの記事を確認して頂けると、正しい知識を持って、対応できるようになる!!


それでは、どうぞ!!




1.オーバーヒートとは!?
2.オーバーヒートの原因
3.オーバーヒートの際の処置
4.まとめ



1.オーバーヒートとは!?

そもそもオーバーヒートとは、いったい何でしょうか?

まずこちらを説明する前に、エンジンの役割を確認しましょう。

  エンジンについて詳しくはこちら

エンジンというのは、燃焼室に、燃料と空気を送り込み、爆発させる事で、出力を取り出しています。

この爆発によるエネルギーを全て、走るという運動に変換できれば良いのですが、実は30パーセント程しか出力に変える事ができないのです。

では残りのエネルギーは、どこに行ったのでしょう?

多くの場合、それらは熱となって、エンジンに留まります。

これが、エンジンが熱くなる原因です。

エンジンが熱くなると、様々なトラブルが起きます。

熱による、溶損(熱によって金属が融ける損傷の事)がその代表例です。

その為、エンジンという部品を、あらゆる手段を使用し冷却するのが、冷却装置です。

最近では、冷却水という水を使用した冷却方法が主流です。

※昔は、走行風による冷却(空冷式)もありました。


その冷却装置の何らかの不具合により、エンジンが異常な温度に達した状態の事を、オーバーヒートと言います。

つまり、エンジンの放出する熱量に対し、エンジンを冷やす冷却量が足りなくなった場合に、オーバーヒートが起きます。

オーバーヒートが起きると、メーター内の水温計が「H」の方向に振り切れます。





また、エンジンの回転が不安定になり、出力の低下や、エアコンの冷却不良、最悪の場合、ボンネットから水蒸気が吹き出す事もあります。

特に外気温も高くなりがちな、暑い夏の日に発生しやすいです。



2.オーバーヒートの原因

オーバーヒートの原因はつまり、冷却装置が満足な作動をしていない事です。

ただし、その場合の多くは、冷却装置が壊れている事が原因ではありません。

では、一番の原因は何でしょう?

それは、冷却水のメンテナンス不良による、冷却系統の損傷です。

直接的な原因は、冷却装置の破損、損傷になどによって、冷却機能の低下や、冷却水の漏れによって、そもそもの冷却水量が不足している事が多いです。

しかし、その原因を作る最大の要因が、メンテナンス不良にあったのです!

  ユーザーでも実施が必要な日常点検についてはこちら

皆さん、冷却水をちゃんと交換していますか?

または、定期的に点検していますか?

このオーバーヒートを防ぐ為には、定期的にリザーバータンクの液量の確認や、冷却水の量や、水漏れの有無(地面が濡れていないか)をチェックする事が大切なのです。







3.オーバーヒートの際の処置

では万が一、オーバーヒートが起きた際の処置をご紹介します。

走行中にオーバーヒートが起きた場合は、まずは安全な場所に停車しましょう。

一番やってはいけない事は、走り続ける事!!

これをしてしまうと、エンジンが故障します。

安全な場所へ停車した後、ボンネットを開けます。

この時、ボンネットから蒸気が噴出している場合は、無理に開けない方が良いです。

エンジンルームがかなり危険な状態になっています。

蒸気が落ち着いてから、開けるようにしましょう。

この時注意しないといけない事があります。

それは、エンジンを止めるか、止めないかです。

ボンネットを開けると、車両前側に冷却用のファンが取り付けられています。





これが回っていない、もしくは、冷却水が大量に漏れている、リザーバータンク内の液量が残っていない。





このような場合は、直ちにエンジンを停止させます。

その後は、ロードサービスや、販売店へ連絡です。

この状態となると、自立走行は不可能です。無理に走行すると、エンジンが故障します。


目に見える不具合を感じない場合においては、エンジンは止めない事が大切です。

これには理由があり、冷却水がエンジン各部を循環するには、エンジンが回転している事が条件なのです。

オーバーヒートの状態では、エンジンがかなり高温になっていると想定されます。

ここで直ぐにエンジンを止めてしまうと、冷却水が循環しなくなり、高温による、エンジンの破損につながる危険性が高いです。

十分に時間をかけて車を冷やしたら、再度エンジンを始動させます。

エンジンをかけ様子を確認し、異音や異臭、エンジンの振動など伴わない場合は、必要最低限の走行が可能です。

ただし、少しでも不安がある場合には、同じようにロードサービスを利用しましょう。

その後は、早めの相談を、販売店へしてくださいね。



4.まとめ

いかがでしたか?

今回は、オーバーヒートに関して解説しました。

オーバーヒートが発生すると、修理範囲が拡大する危険性がありますので、初期の処置が重要になります!

実際に、不具合原因が、数万円の部品だったとしても、発生した時の処置が不十分で、エンジンが破損したケースも非常に多いです。

今回のトラブルは、発生頻度は少ないものの、一度発生すると、多大な修理費用が発生しかねないトラブルです。

オーバーヒートとは何なのか。正しい処置を理解する事で、それを防ぐ事ができます。

そして、その原因の根底にあるのが日頃のメンテナンスです!!

皆さん、しっかりとメンテナンスしていますか!?

良かったらこちらのブログを参考に、正しい知識を身につけてくださいね。




車に関する素朴な疑問、質問も随時、受け付けております。

内容次第では、記事にて詳しく紹介させていただきます。


本日のユニークなカー用品はこちら!




カー用品ではないですが、懐かしのロータリーエンジン!


それでは、今回はこの辺で!

ko-heiでした!!





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最終更新日  2020.10.09 18:00:07
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