2020/10/13(火)18:00
トヨタの後付け純正用品!踏み間違い加速抑制装置の性能と機能!
こんにちは!
チェンジニアのko-heiです!!
皆さん、自動車には予防安全装置は搭載されていますか?
ここ最近では、高齢ドライバーの増加や、交通死傷者ゼロの目標を背景に、各メーカーが続々と新機構や安全技術を搭載した、自動車を開発していますね。
自動運転自動車についてはこちら
ただ、新型車は高い!なかなか手が出せない!
そのように思われている方もきっといるはず!!
実は近年、純正用品として踏み間違いをサポートする機能を、後からつける事ができるようになったのはご存じでしょうか?
今回は、安全装置は欲しいけど、新型車は高くて購入できない方や、最近、購入したけど安全装置がついていない方に向けた内容となっています。
また、今後自動車を検討する際にも役に立つ情報となっておりますので、ぜひ最後まで確認してくださいね。
車の安全装置についてはこちら
それでは、どうぞ!!
1.トヨタの後付け用品!あなたの車に安全をプラス
2.後付け用品を付帯できる車両ラインナップを紹介
3.取り付けができない場合がある!?事前にチェックしておこう
4.まとめ
1.トヨタの後付け用品!あなたの車に安全をプラス
(引用:トヨタ自動車HP)
トヨタ後付けの加速抑制システム、その名も「踏み間違い加速抑制システム」そして「踏み間違い加速抑制システムⅡ」この2つがラインナップされています。
ただし、どちらかをユーザーが選べるわけではなく、車種によって、どちらかがすでに決まっています。
それでは気になる内容を確認してみましょう。
①踏み間違い加速抑制システム
車両のフロント、そしてリヤに壁面を認識する為のウルトラソニックセンサーが搭載されます。
ドライバーがアクセルとブレーキを踏み間違ったと判断した際には、アクセルの信号を遮断し、コンピュータへ入力しないようにします。
結果、出力が抑えられ、加速が鈍くなるというものです。
※通常のクループ走行程度
上記内容を読んで分からない方も多いと思うので、分かりやすく説明します。
自動車を走行させる場合、アクセルペダルを踏み込みますが、こちらを踏むとスロットルバルブが開きます。
スロットルバルブは、吸入する空気量を決める部品です。
スロットルバルブが閉じている状態は、空気がほとんど入らない為、エンジンの出力が低く(アイドリング状態)、スロットルバルブが開くと、空気がたくさん入り、出力が上昇します。
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昔の車は、アクセルペダルとスロットルバルブをケーブルでつなぎ、機械的にスロットルバルブを動かしていました。
しかし現在の車は、アクセルペダルの動き量をアクセルセンサで検出し、その情報をコンピュータに入力します。
コンピュータは入力情報を基に、スロットルバルブをモーターで駆動しています。
後付け用品の場合、このアクセルセンサとコンピュータ間に機器を設置し、踏み間違いを検出したタイミングで、アクセル信号をコンピュータに送らないように制御するのです。
コンピュータは、信号が来ない為、スロットルバルブを開く事はなく、結果的にエンジン出力が上がらず、加速を抑制できるというものです。
前置きが長くなりましたが、整理するとこうなります。
・フロント、もしくはリヤのセンサが壁を認識している
・アクセルペダルが踏み込まれる
・後付け用品が踏み間違いと判断する
・アクセルセンサの信号をカットする
・加速が抑制される
つまり、後付け用品の場合、加速を抑制するだけで、ブレーキの介入はありません。
自分でブレーキを踏まないと壁にぶつかります!
最近では、自動ブレーキが主流となりつつある安全装置ですが、あくまでも後付けの用品だという認識でいた方が良いでしょう。
②踏み間違い加速抑制装置Ⅱ
こちらのタイプはリヤにはウルトラソニックセンサーを搭載しておりません。
車両前方の踏み間違いは、壁の検知で作動するのは同じです。
では車両後方はどうでしょう?
皆さん考えて頂きたいのですが、バック走行をする際にアクセルを全開にするような走りをしますか?
しないですよね??
この加速抑制システムⅡは、リヤにはセンサーを用いず、アクセルの急激な開きのみを検出し、加速を抑制してくれるのです。
後方にセンサーがついていないという事は、作業工数削減や、部品点数の削減ができるという事です。
このⅡが良い点は、安い料金設定でユーザーへ提供できる点です。
2.後付け用品を付帯できる車両ラインナップを紹介
それでは次に、後づげで搭載ができる車種を一覧でご紹介します!
意外と多くの車種がラインナップされています。
皆さんの愛車もあるかも!?
①踏み間違い加速抑制システム
・アクア
・アリオン
・ウィッシュ
・ヴィッツ
・カローラアクシオ
・カローラフィールダー
・スペイド
・パッソ
・プリウス(ZVW3#)
・プリウスα
・プレミオ
・ポルテ
(引用:トヨタ自動車HP)
②踏み間違い加速抑制システムⅡ
・プリウス(ZVW5#)
・SAI
・クラウン
・マークX
(引用:トヨタ自動車HP)
いかがですか?
意外に多くの車種がラインナップされていますね。
年式によって取り付け可否がある為、詳しくは最寄りの販売店で確認される事をお勧めします。
3.取り付けができない場合がある!?事前にチェックしておこう
年式が当てはまっていたとしても取り付ける事ができない場合があるようです。
知っておかないと、取り付けができない。なんて事もありますので、いくつかご紹介します。
①テレビを走行中見れるようにしていたらダメ?
多くのユーザーが走行中、テレビが見れるように、テレビキットなどの用品を付けているのではないでしょうか?
これらを取り付けていると、取り付けができない場合があります。
②バンパーが変形している
壁面を認識する為のウルトラソニックセンサーは、フロントバンパーに取り付けます。
※Ⅰのタイプはリヤバンパーにもセンサーが取り付けられます。
このバンパーが、事故などで変形していたり、傷ついていると、センサーがまっすぐ取り付ける事ができない可能性があります。
まっすぐ取り付ける事ができないと、不要作動や不作動の原因となる事から、取り付けができません。
また同じ理由から、エアロパーツを取り付けている車両にも搭載できません。
③字光式ナンバープレートを装着している
こちらから出ている電磁波(ノイズ)により、センサーが誤作動する場合がある為、取り付けできません。
他にも様々な制約があるようです。
購入や取り付けに際し、エンジニアの車両チェックが必要との事ですので、エンジニアの判断によって取り付けを断られる事がある商品だと認識しておきましょう。
4.まとめ
いかがでしたか?
ラインナップ自体は多くの車種が存在し、当てはまる方も多いのではないかと思います。
ただし、車両の状態によっては取り付ける事ができない場合もありますので、注意しましょう。
ちなみにこちらの商品は、サポカー補助金の対象となりますので、65歳以上の方は、ぜひこの機会に取り付けを検討されてみてはいかがでしょうか。
車に関する素朴な疑問、質問も随時、受け付けております。
内容次第では、記事にて詳しく紹介させていただきます。
それでは、今回はこの辺で!
ko-heiでした!!