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チェンジニアko-heiの雑学講座&カー用品紹介ブログ

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2020.10.18
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こんにちは!

チェンジニアのko-heiです!!




皆さん、最近自動車に関するニュースでどんな事が気になりますか?

ドライブレコーダーでのやり取りや、自動運転や、新型車の登場などなど。

人によって気になるポイント、ワードは異なりますが、調べてみると意外にも多くの自動車ニュースが各メディアで取り上げられていますね。

そこで今回は、自動車に関する最新ニュースと題して、直近で話題となっている情報をいち早く皆さんへお届けしたいと思います。

さて本日のニュースはこちら!

ダイハツなどでリコール届出!リヤブレーキの自動調整機構に不具合!

という内容に迫ってみたいと思います。

最近では、軽市場の伸びが飛躍的に上昇しており、その中でも、ダイハツは、スズキと肩を並べる人気ぶりですよね。

そんなダイハツの今回のリコール。

いったい不具合は何なのか。そもそもブレーキってどのような構造になっているのか。

現役エンジニアが分かりやすく解説していきます。


今回の記事を読んで頂くと、「リコールはがきが届いたから、内容も分からぬまま修理した。」という事を回避できるだけでなく、正しい知識を持って、修理依頼ができるようになります。


それでは、どうぞ!!






1.今回のリコール内容を解説
2.対象車種を確認!ダイハツ以外にも影響を受けたのはトヨタ!?
3.そもそもドラムブレーキとは!?
4.不具合となった自動調節機構の役割
5.まとめ





1.今回のリコール内容を解説

今回、ダイハツが国土交通省に届け出を行ったリコールですが、ドラムブレーキの自動調整機構に不具合があるというものでした。

後輪ブレーキのシューとドラムの隙間を自動で調整する機構(ストラットセット)において、部品組付け時のグリス塗布設備の管理が不適切な為、アジャストボルトのネジ面のグリス塗布量が不足するものがあります。
その為、そのままの状態で使用を続けると、ネジ面が錆びて固着し、自動調整機構が作動しなくなる恐れがあります。

(引用:ダイハツHP)

この文脈を読んで、皆さん理解ができますか?

おそらく、分からない方が多いのではないかと思います。

そもそもシューって?ドラムって?

こんな状態でしょうか。

ご自身の愛車がリコールになったとはがきが来たら、誰しもドキッとすると思います。

そして真っ先に思う事は、ブレーキが利かなくなるのでは!?

という事でしょう。

まず、それについては安心してください。

ブレーキが利かなくなる事はありません。

ただし、ブレーキが利くまでにラグが発生する可能性はあります。

そしてその説明をする為には、ブレーキの構造を知らないといけません。

後ほどしっかりとお伝えするので安心してください。



2.対象車種を確認!ダイハツ以外にも影響を受けたのはトヨタ!?

次に対象となった具体的な車種をご紹介します。

ダイハツ
・ムーヴ
・キャスト
・ミライース
・タント
・ウェイク
・ムーヴキャンパス
・ハイゼットキャディ
・ブーン
・トール

(引用:ダイハツHP)

トヨタ
・ピクシスジョイ
・ピクシスエポック
・ピクシスメガ
・パッソ
・ルーミー
・タンク

(引用:トヨタ自動車HP)

スバル
・ステラ
・プレオプラス
・シフォン
・ジャスティ

(引用:スバルHP)

以上の3メーカー19車種で同時発表です。

なぜ、3メーカーで同時に同じ不具合が届け出されるのでしょうか?

実は、自動車というのは、提携先のメーカーから公認を受けて、別の車名で販売されるOEM車というものが存在するからなんです。

例えば、トヨタの「ルーミー、タンク」は、ダイハツ「トール」のOEM車です。

スバルの「ステラ」は、ダイハツ「ムーヴ」のOEM車です。


このように、大元であるダイハツの車両がリコールとなれば、OEM車も同じように対象となるという事です。

3メーカー合計で、約35万台のリコール届出となっていますので、ご自身の愛車が、リコールの対象となっていないかの確認が必要ですね。



3.そもそもドラムブレーキとは!?

今回、リコールとなったドラムブレーキとは、いったいどのようなブレーキなのでしょうか?

車のブレーキを大きく分けると2つに分かれます。

・ディスクブレーキ
回転する円盤(ディスクローター)を摩擦材(ディスクパッド)で挟み込む事で減速するブレーキです。

  ディスクブレーキに関する記事はコチラ

・ドラムブレーキ
回転する円盤(ドラム)に摩擦材(シュー)を押し当てる事で減速するブレーキです。





具体的に説明しますね。

走行している時は、車輪が回転しています。

この時に一緒に回転している部品がドラムになります。





減速する時は、運動(回転)しているエネルギーを摩擦により熱エネルギーに変換し、減速しています。

この時、摩擦材(ブレーキライニング)を貼り付けたブレーキシューを、回転しているドラムの内側から押し付ける事で摩擦熱を発生させ、減速しているのです。





ディスクブレーキに対して、強い制動力が得られるというメリットがある一方、ドラムの内側に摩擦材(ブレーキライニング)がある為、熱がこもりやすいというデメリットがあります。

その為、全ての車輪にドラムブレーキが組み込まれているわけではなく、フロントタイヤに、ディスクブレーキを。

リヤタイヤに、ドラムブレーキを採用している車種が多いです。

今回、リコールになった車両も、全てがリヤ側の修理になります。



4.不具合となった自動調節機構の役割

リコールとなった自動調整機構について、解説します。

回転するドラムと、ブレーキをかける際の摩擦材であるブレーキライニングの間には、すき間があります。

すき間が常にゼロだと、常にブレーキが利いている状態となってしまいます。

逆に広すぎると、ブレーキペダルを踏んでから、実際に摩擦が発生するまでのラグが発生する事になります。

つまり、ドラムとブレーキライニングのすき間は一定でないといけない事になります。

ではブレーキを使用し続けるとどうなるでしょう。

ブレーキライニングは、摩擦材の為、使用するにしたがって、徐々にすり減っていきます。

このままだと、ドラムとブレーキライニングのすき間が広がってしまいます。

これを解消する為の装置が自動調整機構なのです!!




※画像は、今回、届け出となった自動調整機構ではありません

なにが自動調整なのかというと、ドラムとブレーキライニングのすき間を自動調整してくれる機構なんですね。

そして今回の不具合は、この調整ができない不具合になるという事。

最初の文脈を皆さんに分かりやすくお伝えすると、

ドラムブレーキの制動に重要な、ドラムとブレーキライニングのすき間が、このままだと広くなるかもしれません。
このまま使うと、ブレーキを踏んでも、ブレーキが作用するまでに時間がかかる可能性があり、大変危険なので、無料修理を受けてくださいね。


こんな感じでしょうか。

ドラムブレーキの構造が分かると、不具合の内容や、症状も見えてきますね。



5.まとめ

いかがでしたか?

今回は、2020年10月15日に届け出のあったリコールについて解説しました。

車の正しい知識を知るという事は、車を快適に、そして長持ちさせる事にもつながります。

今後も皆さんのお役に立つ情報をお届けしていきますので、ぜひ楽しみにしていてくださいね。

そして、リコールの対象だった場合は、早急に実施して頂くようお願いいたします。




車に関する素朴な疑問、質問も随時、受け付けております。

内容次第では、記事にて詳しく紹介させていただきます。




それでは、今回はこの辺で!

ko-heiでした!!







最終更新日  2020.10.18 18:00:08
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