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チェンジニアko-heiの雑学講座&カー用品紹介ブログ

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2020.10.21
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カテゴリ:素朴な疑問
こんにちは!

チェンジニアのko-heiです!!



皆さん、自動車に関する様々な疑問ってありませんか?

「このスイッチ使ったことないけど、何だろう?」

「この機能ってどういう時に使用するんだろう?」

「カー用品でこんな素敵な商品見つけたけど、つけても良いのかな?」


まだまだあると思います。

私も自動車エンジニアとして、そういったお客様のニーズや不安をたくさん聞いてきましたし、それらを解消するサポートをしています。

今回は、そういった実際のお客様の要望をピックアップさせていただき、皆さまにもご紹介していこうと思います。

分からない事は、誰にでもあるものです。

おそらく、同じような疑問を持つ方って多いと思います。

そんなQ&Aをご紹介していきます。

早速ですが、質問はコチラ!


「ガソリンを満タンにしない方が、お得なんですか?」


なるほど確かにガソリンの量が少ない方が重量が軽くなり燃費向上が期待できますからね。

そこで今回は自動車エンジニアがこの質問に対する適切な答えをさせていただきます。

  その他、皆さんが気になる素朴な疑問をまとめています

この2分ほどの記事を読むことでガソリンの重さや、燃費を向上させる方法が分かる!


それではどうぞ





1.質問に対する回答、満タンにしない方が燃費に有利に働くが、、、
2.重さ以外で、満タンにしない事のメリットはあるのか?
3.燃費を向上される簡単な方法
4.まとめ






1.質問に対する回答、満タンにしない方が燃費に有利に働くが、、、






まず初めに、車の重量と燃費の関係性を確認していきます。

燃費と重量の関係は、様々な実験で検証されており、深い関係性がある事が分かっています。

そして、重量が100㎏増加すると、燃費が5%ほど悪化するという事が知られています。

ではこの5%がどれほど影響するのか見ていきましょう。


今回の車両はトヨタのプリウスAツーリングセレクション2WDで検証します。

トヨタのホームページを確認すると車両重量が1370㎏との事です。

乗車人数が運転席に1人60㎏を想定します。

燃料タンクの容量が43Lです。

燃料消費率が27.2kg/Lです。


自動車用ガソリンの石油製品密度が0.72から0.76g/㎤となっていますので、計算しやすいよう0.75g/㎤で考えます。


満タン時の車両総重量は、
1370 +60+ (0.75 × 43 ) = 1462.25㎏

仮に燃料を20リッターしか入れなかった場合はこの重量になります。
1370 +60+ (0.75 × 20 )= 1445㎏

その差は、17.25㎏です。

100㎏増加すると、燃費が5%悪化する為、17.25㎏の差はこのようになります。

5 × 0.1725 = 0.8625%良くなることになります。

満タン時の燃費が27.2km/Lとした場合、20L時の燃費は、
27.4346km/Lとなります。

あくまでも計算上の話ですので正確な数字ではありません。

結果わかるのは、ガソリンが少ないほど燃費は良いものの、その差はわずか数%であると言うことです。


次に、実際に走行できる距離は、満タンの場合でこのようになります。
23 ×27.2 = 625.6km (満タンから20Lまでの燃費を想定)
20 × 27.4346 = 548.692km

625.6 +548.692 = 1174.292km

ガソリンが20リッターの場合に走行できる距離は、このようになります。
20 × 27.4346 = 548.692km


このようにガソリンを半分ずつ給油していくと、当然ガソリンの給油回数が増加することがわかりますね。

約半分のスパンで頻繁にガソリンスタンドへ足を運ばないといけない事になります。




2.重さ以外で、満タンにしない事のメリットはあるのか?

次に重さ以外の、満タンにしない場合の変化(要素)があるのか検証します。

一番は、ガソリンの単価が変動するという事です。

頻繁にガソリンを給油する場合、その時その時で、ガソリン価格が変動している可能性があり、場合によっては、安く給油できる可能性があります。


仮にガソリンの価格が、120円/Lの場合はどうなるでしょう。
120 × 20 = 2400円

次にガソリンの価格が130円/Lの場合はどうなるでしょう。
130 × 20 = 2600円

このようになります。

差額は約200円です。

このように考えると、ガソリンの価格によっては金額の違いはありますが、こちらもさほど気にする必要がない事がわかるかと思います。

満タンにしない場合のメリットは、

・若干の燃費向上が期待できる
・場合によっては、安く燃料を給油できる場合がる


と言ったところです。

しかし、デメリットも存在します。

まずは、逆に高い燃料代金を支払う必要がある可能性があるという事です。

また、給油回数が増加するユーザの手間や、ガソリンが枯渇することへの不安があります。


これらを考慮すると、ガソリンを満タンにして安心、安全に、走行する事がができる状態にする方が良い、と言う結果になります。




3.燃費を向上される簡単な方法


では満タンにしない方法以外での燃費向上策をお伝えします。

これはユーザ一人一人がちょっとした心がけによって簡単に向上させることができます。

・車に不要な荷物は載せない。

重さと言うのは、燃費に影響することがわかりましたね?

車が軽ければ燃費が向上するため、不要な荷物は下ろすだけでも数%の燃費向上が期待できます。

・タイヤの空気圧を適正に保つ。

タイヤの空気圧はタイヤのころがり抵抗に大きく影響します。

空気圧が低いとタイヤが転がりにくくなり結果、燃費が悪くなります。

タイヤの空気圧は、月に10kPaほど低下する為、給油時など適切なタイミングで補充する事をお勧めします。

  タイヤに関する重要な記事はコチラ

・急な運転を避ける。

急発進、急ブレーキ、急旋回といった急な運転は燃費の悪化に直結します。

これらの操作をしないだけでも無駄なガソリンの消費が抑えられます。




4.まとめ

いかがでしたか?

今回は「ガソリンは満タンにしない方がお得なのか」と言うことに対して解説をしました。

回答としては、
 ・燃料の重さによる燃費の変化はほとんどない。
 ・ガソリン代がいつもと比べて高い場合は、満タンにしないという手段もアリ。


最近では燃費と言うのは車を選ぶ上で重要な要素になります。

しかし、燃費を向上させる方法は、日ごろのメンテナンスやユーザの心がけで大きく変える事ができます。

  燃費に関してはコチラも要チェック

これからも安全、安心で、経済的なカーライフを送ってくださいね。




車に関する素朴な疑問、質問も随時、受け付けております。

内容次第では、記事にて詳しく紹介させていただきます。




それでは、今回はこの辺で!

ko-heiでした!!






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最終更新日  2020.10.21 18:00:05
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