カテゴリ:珈琲よもやま話
こんばんは
先日、福島市に行ったときのこと。 久しぶりに、「楓舎」に立ち寄ってみました たまたま、他のお客さんがいらっしゃらなかったので お店のマスターから、焙煎の話について、色々と 教えていただきました マスターが使っている焙煎機の機種は聞きそびれてしまいましたが 直火式の機械を使っているとのこと。 焙煎の温度は、どんな感じにしているのか尋ねてみたところ まず、焙煎前に2百数十度まで焙煎機を熱し、 その後に生豆を投入。 そこから先が意外な話で、だんだんと温度を下げながら 焙煎を進めているとのことです 色々な珈琲のうんちく本では、徐々に温度を上げていく というのがセオリーのように書かれているところなので 結構びっくりです そして、その方法で煎られた豆の珈琲が これまたうまいのです。 マスター曰く、 これは何かで勉強した方法ではなく、 経験則でたどり着いたものだとのこと。 焙煎機の温度は測ることができても、豆の温度は測ることが できないわけで、なので自分でうまいと思ったその方法を 続けているとのことでした。 また、それほどダンパーの開き具合にもこだわりはなく、 さらに、焙煎後、そこそこ時間がたった豆の方(2、3日ということではなく もっともっと長いスパン熟成)がおいしいとのことでした。 焙煎後、ある程度新鮮な内の方が、抽出時の豆の膨らみもよく おいしいのではないですかと尋ねてみたところ、 一般的にはそう言われていますが、珈琲豆やさんとしては、 焙煎したての豆をどんどん回転よく販売したいという理由から そういう考え方が正しいと定着してしまったのではないかとの お考えをお持ちのようです。 たまに、我が家のちびっ子たちと、アニメ「名探偵コナン」を見てると 「真実は、いつも1つ」との決め台詞が飛び交いますが、 珈琲の世界においては、真実は1つではないようです 楓舎のマスターも、もともとは手網焙煎から始められた とのこと。こういう、焙煎屋さんのマスターとの話をするひとときも これまた、とっても楽しいですね それでは、また 「楓舎」さんのブログは、こちらです このブログをみんなに知ってほしいので、ブログランキングに参加しました。 是非、ポチッとお願いします。 にほんブログ村 コーヒー ブログランキングへ 何かと便利なお店です。たまに宇都宮支店におじゃましてます。 FRESH ROASTER珈琲問屋 楽天市場店 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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