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2011.11.24
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 ２３００年前 我らは、汝らと契約を交わした それが、【無用の用】だ 汝らには、この契約書は、見えないかな? なぜなら、汝らの周囲の環境が、契約書なのだから 我らは、その契約書が、今、破棄されつつあるのを見ている 人間よ 汝らは、なぜ、契約を破棄するのか この契約は、我らと汝らとが、共に、末永く平和に暮らす為に 汝らの和平への希求として、我らと交わした契約だ それまでは 我らが行う仕事が、神によって下されたものである事を どうしても理解し得なかった、汝らとの間で 多くの小さな小競り合いと、いくつもの大戦が行われた しかし 永遠に続くかと思われた反目も 我らの主と、汝らの主とが、闘いの終止を交えた その時交わした契約が、『無用の用』だ 汝らは、町を造る為に、森を切り払ってはならない 汝らは、金銀銅や、美しい石を得る為に、山を削り取ってはならない 汝らは、広い小麦畑を得る為に、湖を埋め立ててはならない 汝らは、邪魔に成るらと言って、大岩を動かしてはならない 汝らは、大波を防ぐために、堤を築き、砂浜を無くしてはならない 汝らは、陸地を増やす為に、海を埋め立ててはならない 汝らは、嵐を防ぐ為に、天候を左右してはならない 汝らは、大漁を求めて、海の流れを変えてはならない 汝らは、都市を造る為に、自然環境を無くしてはならない 汝らは、汝達の反目により、大規模な戦争を起こしてはならない 汝らは、人々の考え方の違いを認めずに、多くの人々を不幸にしてはならない ・・・・・・ 我々が、なぜ、このような事を言うのか、解るかね？ それは、我々の仕事が、汝らには見えないのだ しかし、我々の仕事は、神から与えられている それは、神の光を、世界中に分配する事だ 汝らには、神の光は見えないだろう それでも、神の光によって、汝らは活動している 汝らの心は、神の光によって、正しく保たれている しかし 汝らが契約を破棄したならば 我らの努力も及ばず、神の光は 、汝らに届かない そうなれば、そこから闇が広がり 汝らの心は、狂い出す 解ってくれたか？ 我らの使命は、神の光を、世界に広げる事だ 世界から、闇を消し去る事が、我らの仕事だ しかし、その仕事は、汝らには見えない 見えないからと言って、我らの仕事を妨害する事は 我らとの契約を、破棄するものと見なす その場合は 我らは、神の命令に従い 汝らが造り出した闇を 汝らに断り無く、消し去る その場合は 汝らの命が、闇と共に、数多く消え去るだろう それで良いか？ 納得出来ないのなら、汝らの主に申し立てよ！ 汝らの神に、問え！ どちらの側に非が有るのかを、神に問え！ ・・・・・ ・・・ ・ お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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