全て
| その他
| コリドラス
| プレコ
| その他の熱帯魚
| 野鳥
| 日々の出来事
| 旅行・イベント
| すずめ
| ピンポンパール
| 親族から聞いた戦争の話
| スナネズミ
| 食事・料理
| 水草
| ご当地ねた
| バラ・クレマチス
| 観葉・グリーン
| 花・ガーデニング
| 四季の行事・歳時
| コリドラスの品種
カテゴリ:親族から聞いた戦争の話
8月30日に続き、2つ目の話は 父が7歳の時に体験した福岡大空襲の話です。
(本来であれば6月19日に書くのがタイムリーなのでしょうが、先々週に聞いた話が 正確に記載できなくなりそうなので、あえて本日 書くことにしました) 昭和20年6月19日、私の実家は空襲により 全焼したそうです。 焼夷弾が 道をはさんだ向かいの敷地に落ちたらしく、ものすごい爆音だったそうです。 家が焼けた原因は焼夷弾が直接家に落ちたのではなく、裏手からの延焼によるものらしいです。 父ら家族は東公園(現在の福岡県庁付近)に避難して家族全員無事だったそうです。 川端や奈良屋方面では、防空壕や地下室に避難していた人々が 運悪く亡くなられたとも 聞いています。 その後、父ら家族は下長尾(現在の城南区)に疎開して 難を逃れたそうです。 しかし、リヤカーを引いて薬院新川のほとりを歩いていると川の中に おびただしい数の 焼夷弾が落ちており、その光景に愕然として 強い恐怖を覚えたそうです。 終戦となり 実家に戻ってきた時、家はもちろん全焼していましたが、家の前に祀っていた 「お地蔵様」は 奇跡的に難を逃れていたそうです。 これがその時のお地蔵様です。 現在も変わらず、実家を守って下さっています。 ![]() どんな気持ちで空襲を見ておられたのでしょうか。これからも大切にお参りしていきたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.09.01 18:44:13
[親族から聞いた戦争の話] カテゴリの最新記事
|