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週末ランナーのとっとこ歳時記

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2008.03.23
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カテゴリ:カテゴリ未分類
昨晩1週間のシカゴ出張から無事帰国。

成田までのフライトが13時間、成田の国内線乗継待ちが3時間、そして伊丹までが1時間と、前後も合わせればほぼまる1日近い大移動であった。最近は機内エンタテイメントが充実してきているので、往路復路それぞれ2本ずつ新作映画を観ることができたが、それでもやっぱりしんどいものです。

さて、現地の20日に出かけたダウンタウンのお話。

仕事場のあった郊外のビジネスセンターからダウンタウンの中心街まではハイウェイで30分ほどとのことであったが、少し遠回りして現地の方おすすめのシカゴ・プレミアム・アウトレットへ。平日の早い時間帯であることもあり当初は閑散とした印象を受けたが、お店に入るとそれなりにお客はいる。皆思うことは同じでまずは山の神への貢物を求めてCOACHのショップに入る。さすがに本場で、先日妻に買わされたもの(!)と同じバッグが結構ショックな値段... しかしめげずにここぞとばかり新しいバッグを買い求める。さて、このお土産いつまで効くことやら...

COACH以外にもラルフ・ローレンやカルバン・クラインなど、アメリカンブランドは同様に安い。ただ、衣服については肩幅で合わせても、袖が長いなど微妙に合わない点はある。

買い物を済ませ一路ダウンタウンへ。途中渋滞につかまったりはしたものの、シアーズ・タワーが前方に見えてくると、アメリカ有数の都市に入る期待感が高まるとともに軽い緊張感が走る。

シアーズ・タワー


ミシガン湖沿いには歩道が整備されており、ランニング、ウォーキングの人もちらほら見られ、実に気持ちよさそう。湖岸沿いを少しドライブしてから(実は道に迷った...)、ミシガン湖に突き出たNavy Pierと呼ばれるところで景色を堪能した後、シカゴ美術館へ。ここは浮世絵の所蔵で有名らしいが、今回見たのは印象派以降の近代絵画で、個人所有の作品が所有者毎に展示されており、ずーっと同じパターンのものが続く場合よりも所有者の好みも想像できてなかなか面白かった。

A sight from Chicago Museum
<シカゴ美術館前からの風景>


シカゴ美術館を出た後、夕食は老舗のプライム・リブ専門店のLAWRY'Sへ。クラシックなたたずまいのお店で、ウェイティング・バーで軽くビールを飲んだ後、席へ案内される。肉質はプライム・リブらしく赤身中心で、したがってそれなりに歯ごたえ、食べ応え十分であるが、意外と胃にもたれない。東京にも支店があるらしい。

Lawry's Prime Lib
<The Lawry Cut、さすがに付け合わせまでは食べれきれませんでした...>

食事の後は本日のメイン・イベント、ブルースを聞きに行く。シカゴはブルース発祥の地であり、これを聴かずして、というところである。選んだお店は"Buddy Guy's Legends"(あえて訳せば、「野郎どもの伝説」か?)、店に着いたときにはすでにライブが始まっており、ジェロみたいな兄ちゃん(例えが適切かどうかはわからない...)がシャウトしていたが、これは前座で、そのあと真打登場とばかりにPhil Guyというジェームズ・ブラウンみたいなおっさんが現れ、さすがという感じの歌と演奏であった。ジャズだとなかなかノリきれない場合もあるが、ブルースは言葉はよくわからないものの、日本人の琴線に触れるというか、わかりやすく、心にしっかり響く気がした。なお、店の中は法律により禁煙で、お客は白人が多く、大体がお行儀よく聴いていた。チャージは10ドルにすぎず、飲み物はキャッシュで好きなものを買えばよく(ほとんど飲まなくても問題ないと思う)、リーズナブル。12時近くまで時を過ごしてホテルへ戻る。






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Last updated  2008.03.26 00:44:16
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