週末ランナーのとっとこ歳時記

今日は仕事を休んで１０日間カナダのバンクーバーへホームステイに出発する息子の見送り。

おやじが海外から戻ってきたばかりで何ともあわただしい一家であるが、出発まで典型的Ｏ型の息子とこれまた典型的Ｂ型の母親との間で準備をめぐっていつものようにそれなりのバトルがあり（一方は極めてアバウトであり、かたや他方は超ミクロ）、それでも初めてひとりで海外に行き、言葉もあまり通じないであろう知らない家庭で過ごすことに緊張感が高まる息子と心配が極限に達している母親は意外に淡々としばしの別れを惜しんでいた。ただ、セキュリティー・ゲートを過ぎて出国手続に向かうところまでガラス越しに観ていたのは我々夫婦だけであった。

たかが現地１週間程度ではあるが、本人は感受性が最も豊かになる時期である。具体的な成果はすぐになくとも、人生の肥やしになればそれに勝ることはないと思う。


＜Sunrise＞