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テーマ:マラソンに挑戦(5693)
カテゴリ:ランニング
昨日の千歳JAL国際マラソン、無事完走しました。
タイム的には4時間15分とお恥ずかしいかぎりだが、雨、ぬかるみと水たまりの続く林道、高低差200メートル、といったほとんどトレランのような最高のコンデション中、最後まで気持ちが折れることなくキロ6分を維持し、故障もなくゴールできた。ちょっとぜいたくなロング走というところだが、3週間後のサロマに向けて手ごたえを感じられたことは大きい。 <スタート地点へ> (スタートまで) 前日は18時過ぎに千歳入りし、千歳から快速で一駅の恵庭駅前のホテルに投宿。北海道は大学時代から社会人になりたての頃は毎年夏に来ていたものだが、今回は実に16年ぶり。恵庭の駅前には商店はほとんどなく、ホテルで食事する以外の選択肢がなかったおかげであまり飲まずに早めにおとなしく休む。 当日は6時に目覚めるも、天気予報通りの雨... 気温も低く季節が2ヶ月ほど戻った感じがする。コースの大半が林道なので、おそらくはドロドロのぬかるみと見て、シューズの選択は迷うことなく使い古したミズノ(ウェーブライダー11)とし、また前日あわてて用意した体にかぶるポリ袋が役に立ちそう。 食事を済ませ、7時過ぎにホテルを後にして千歳へ。千歳からは無料のマラソンバスで会場のスポーツセンターまで行く。雨のせいで体育館内は大混雑だが、別棟の公民館の方は私が着いた時点では空いており、ソファー席を確保してゼッケンなどの準備の後は文庫本を読みながら時間を過ごした。 スタート30分前になって再び体育館に行くと、さらなる大混雑で荷物預けに時間がかかり、スタート地点へ歩き出しても、最初にスタートした3キロレースのゴールが近いため、応援のギャラリーで狭い歩道が混雑してなかなか進めない。ようやく近くまでたどりついて、人ごみから離れた路上で準備体操をした後、スタートへ向かい、4時間のペースランナーの少し前に位置を取る。 (レース開始) 10時、自衛隊のマーチング・バンドの勇壮な演奏に送られてスタート。フルの参加者は3,000人ほどだが、普通でも混雑するスタート直後が、土の路面がぬかるみと水たまりとなっており、皆がそれを避けようとするため、とても走りにくい。公園を出て林道に入ると道幅も狭くなり、前に出るどころではない。 とはいえ、初フルのときはアドレナリン出まくりでスタート直後に追い抜きダッシュを繰り返したことが後半のお歩きにつながったように思われるので、今回はとにかくイーブンペースで最後まで決して歩かないことを最大のテーマとして、自重の走りを続ける。 最初の5キロに32分もかかってしまったが、路面が路面なのであせらずキロ6分キープを心がける。コースは林道であるため、当たり前だが左右は木々に囲まれ、晴れていればきっとさわやかであろう道(何しろヒグマが出没するくらい深い森である)。ただ、普通のレースのように沿道からの声援というのは全くなく、給水所とポイント毎に係の人たちから声をかけてもらうだけである。係といえば、さすがは北海道というか、自衛隊が協力しているので、ポイントには迷彩服に双眼鏡という物々しい隊員がおり、ポイントというよりほとんど検問所に見え、コースもコースなので何か軍事演習に参加しているような気も少ししてくる。でも迷彩服のお兄さん、おじさんに「ガンバ!」と太い声で檄をとばされる、こんな経験できるレースはきっとあまりないだろうな。 10キロの先からは8キロ続く直線の林道となり、ここからハーフ折り返しの手前まで高低差200メートルをだらだらと登ることになる。8キロの直線の坂というのも北海道でないとおそらく経験できないだろうが、走る感じはトレッドミルに似ており、ペースは維持しやすいものの、単調である。 長い直線が終わってしばらく行くと折り返しからの走者との対面通行。ハーフ折り返しは2時間11分で、サブフォーはつらいなぁ...と思いながらもここからは下り基調になるので、疲れは溜まり始めているものの少しは気が楽になる。 (後半に続く) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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