古布工房はやかわ録

2009/10/18(日)21:16

謹賀新年 at India

ハッピー ディワリー(新年)! 昨日はインドの元日でした。 夜も昼もずっと 爆竹や花火の音でうるさい... 旅の最終目的地、 プシュカルに たどり着きました。 11日ぶりのネット環境~ 日本語が打てます。うれしいです! (スピードが遅くて、さっきも停電しましたが。) 今回の旅は、 我慢比べみたい‥ シャーンティーシャーンティー (こころ平和に穏やかに)。 バローダでは 18時間半電車待ちしたり、 (2時間くらいずつずれ込むので 出かけられもせず、バスもないと言われ、 待合室に住んでました) その後も4時間半の遅延など、 1時間ならもう平気です。 そしてこれは 経験してわかったこと。 10月は国民の祝日以外にも 地方のホリデイが多い! 翻弄されること幾度か。 郵便局に日参してみたり、 待たされた挙句に発送できなくて、 初めて駅のポーターさんを利用。 インドの端っこから リュックに詰めて持って行った 草木染布から ヨガパンツを作ってもらおう~と 楽しみにしていたら、 目星をつけていたテーラーさんは、 縫い子さんが里帰り中。 10日待ってくれと言われたり。 日本語の読めるはずの ネットカフェまで サイクルリキシャーで行けば サーバーがダウン中、 周辺の数件もチェックするも、 日本語読めず。 などなど。 暴漢は線路を走ってくるし、 人ごみでは高校生くらいの ちかんを引っぱたき、 ある意味、 これまでの旅で一番、 インドらしい? 日々を堪能してます。 ● ↑買出し速報1。 左がジャイプル近郊、 バグルー村のブロックプリント。 右はグジャラート州 バローダのブロックプリント。 工房も見学させていただきました。 ↑その2。 ジャイプル近郊、 世界に名高い、 サンガネールプリント。 〔ディワリの前後は1週間、  職人さんが家に帰る〕と言われ、 工房は見学できず... かわりに面白いものが見れました。 日本にも輸出されている インド綿の大量生産品の工房。 それでも、 人の手はかかっていました。 布は面白くないのが残念。 大晦日のジャイプル、 風の宮殿(ハワーマハル)前。 光の祭りといわれる インドの新年ディワリですが、 過剰な電飾に覆われて、 町全体がパチンコ屋さん。 そんな喧騒の中にあって、 たまたま見つけた宿が最高でした。 女性オーナーが敷地内に暮らし、 手入れされた庭に囲まれた静かな環境が、 大通りから50m奥まった場所に 隠れていようとは。 スタッフ氏たちも親切で 大都会のオアシス、 またお世話になりたいです。 これは昨晩チェックインした プシュカルの宿の食堂部分。 広い庭が望めてのんびり。 家族運営の良さで、 新年のお祝いのご飯 (簡素でおいしい)を おすそ分けしていただいたり、 若い神官(ブラフミン)を招いて 自宅祭壇で行われた プージャ(祭礼)も見学できました。 バグルー村の工房。 藍がめの深さは数メートルも あるそう!? バグルーダブと呼ばれる 有名なインディゴ染め。 念願の アノーキミュージアム内にて。 ブロックプリントに使用する 木版を作る実演風景です。 シンプルな仕事道具で 芥子粒のような点描すら 彫り上げます。 江戸版画の 名も無き彫り職人さんが 職を失ったように、 インドでも 高度な技術を持った 人は減っているそうです。 ● コメントへの書き込みなど、 してくださった方々、 ありがとうございます! 細かな返信の必要なものは また帰国後に...。 旅の着地が近づきました。

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